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2011年9月12日 (月)

AviUtl+拡張x264GuiEx v1.43でのニコニコ動画向けエンコード設定例

2012/5/30更新:
  ●x264guiEx v1.43向けに記事を更新しました。
    ファイルサイズ上限やビットレート上限のチェック機構など、
   便利な仕組みが色々と追加されています。
  ●H.264 Levelの指定は特にしなくてもいいやということで説明を削除しています。
    (元々の目的は--refの値が過大にならないよう抑制することでした。
    そのあたりをちゃんと注意していれば敢えてLevelを指定する必要はありません。)
  ●FlashPlayer 11.2では、ソフトウェアデコードの仕様が変わり、
    ハードウェアアクセラレーション有効時と同様に、
       「colormatrixを無視しBT.601で強制デコードする」
    という仕様になったようです。
    ただしまた仕様が変わることもあるかもしれないのでcolormatrixはつけておきましょう。
  ●設定の参考になるサイトへのリンクを追加しました。
  ●x264guiExには、作者のrigaya氏が作ったニコニコ動画向けプリセットが
    同梱されているので、それを使う場合の設定方法も書いてみました。
  ●記事の変更履歴が長くなったので下に移しました。 

----------------------------記事ここから----------------------------

この記事では、rigaya氏のAviUtl用プラグイン「拡張x264guiEx」を使った、
ニコニコ動画向けのエンコード設定の基本について説明します。

AviUtlを使ったMP4エンコードの方法については、ニコニコ動画まとめWikiの
「AviUtlを使ったMP4(H.264)エンコード」のページにまとめられていますが、
まあそれの簡易版といった位置づけです。

■説明に使用しているx264guiExのバージョンは、v1.43 (2012/5/24リリース)です。

■AviUtl本体は0.99k2以降が推奨されています。

x264.exeやmp4box.exeが古いままだと問題が起きることがあります。

  特にx264.exeはr1673以降が必須となりますが、
  --input-rangeなど、一部のオプションはr1673では動作しないので、
  x264guiEx_readme.txtで推奨されているr2184~r2200といった
  新しいバージョンを使うと良いでしょう。
  ニコニコ動画まとめWikiを見て、新しいものをダウンロードしておきましょう。

■基本的な設定を示しただけですので、細かい調整は各自で行なってください。
  このままでも割と綺麗にエンコードできますが画質など満足いかないこともあると思います。
  ただし、注意しないと正常に再生できない動画が出来上がることがあるので、
  以下のページを参考にして色々調べておきましょう。

    ●パラダイス☆ケンジ x264でのニコニコ動画用エンコードで注意すべき設定(AviUtl)

    ●拡張 x264 出力(GUI)Exの設定項目とその機能について - ニコニコ動画まとめwiki

    ●動画がおかしくなる方は大百科をクリック→とは - ニコニコ大百科

■「colormatrixをsmpte170mに。」について
  この設定とは別に、AviUtlの「設定→色変換の設定」の「出力」を、
  必ず「BT.601」に設定しておいてください。

  (AviUtlのデフォルト設定はBT.601になっていますので
   変えてなければ大丈夫だと思いますが。)


■最も基本的な設定を自分で行う場合

「x264」タブと音声,Muxの設定

X264guiex_1_43_mediumsetting

「フレーム」タブの設定

X264guiex_1_43_mediumsetting_framet




■x264guiExに付属している、ニコニコ動画向けのプリセットを利用する場合

X264guiex_1_43_presetsetting


 
この記事の過去の変更履歴

2011/11/3修正:
  ●H.264 Levelの設定内容を修正しました。(縦576未満は3.1、縦576以上は4.1を推奨)
  ●エコノミー動画では色が変わって見えてしまうことがあるという記述を追加しました。
  ●説明の追加にともない、設定画面のスクリーンショットをv1.13のものに更新しました。
    (まとめWikiにアップしたものをそのまま流用。)
  ●記事のタイトルも記事更新時の最新バージョンにあわせることにしました。(今回は1.13)
  ●例によってニコニコ動画まとめWikiに書いた内容と同じなので、そちらを見たほうがよいです。

2011/10/11修正:
  ●「H.264 Level」の設定が抜けていました。
    明示的に指定しないと、FlashPlayerのハードウェアアクセラレーション(GPU再生支援)が
    有効になっている場合に、映像が乱れることがあるようです。
    (ローカルに落としてDXVAで再生した場合も同様かも。)
    例によって自分の環境ではハードウェアアクセラレーションが効かないので未確認ですが・・・。
  ●説明の追加にともない、設定画面のスクリーンショットをv1.12のものに更新しました。
    (まとめWikiにアップしたものをそのまま流用。)
  ●ニコニコ動画まとめWikiの記述もv1.02以降の説明に更新されました。(というか更新しました。)

2011/09/23修正:
  ●colormatrixの指定の説明で「auto」や「bt709」にする例について書いていましたが、FlashPlayerは
     「ハードウェアアクセラレーションを有効にすると、colormatrixを無視し、
      解像度に関わらず強制的にBT.601でデコードする」
     「ハードウェアアクセラレーションを無効にすると、colormatrixを解釈するが、
      colormatrixが無い場合は解像度に関わらず強制的にBT.709でデコードする」

   という動作になっているそうです。(うちはハードウェアアクセラレーションが効かないので確認できませんが・・・)
   この仕様があるため、必ずBT.601でエンコードしたほうが良いようです。
   そのため
      ・colormatrixは必ず「smpte170m」にする
      ・AviUtlの「色空間の設定」の「出力」は「BT.601」にする

   というふうに説明を修正しました。
   詳しくは
      拡張 x264 出力(GUI)Exの設定項目とその機能について - ニコニコ動画まとめwiki
   のページを参照して下さい。4月頃からちゃんと書かれていたのですね・・・。見逃してました。

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