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2011年12月

2011年12月 9日 (金)

2012年1月末頃にJahshaka 3.0がリリースされるらしい

2011/12/09追記:
  ・記事の最後にJahshaka公式のTwitterアカウントブログYoutubeチャンネルのリンクを追加。


最近ではフリーの動画編集・加工ソフトといえば

  ■NicoVisualEffects (NiVE1.xx & NiVE2.xx)

  ■AviUtl+拡張編集Plugin

  ■Javie (Sourceforge作者らくさん氏のブログ

  ■CrystelEngine

  ■紙芝居クリエーター

など、色々な選択肢がありますが、これらが登場する前には

  ■Debugmode Wax

  ■Jahshaka(CineFXとも呼ばれているらしい) (SourceforgeWebSite

といった海外ソフトの名前が挙がっていた時代がありました。あったのかな。あったんじゃないかな。
まあ時代と言っても私が動画作成に興味をもって調べ始めた2008年頃の話ですし、
当時色々ググって見つかったのがこれくらいだったというだけなんですけども。
結局私はNiVEに飛びつきましたので、これらの海外ソフトについて詳しいことは知りません。
一応インストールしてみた記憶はあるのですが、「うん、よくわからねー」で終わった気がします。\(^o^)/

Waxは2005年7月、Jahshakaは2006年10月を最後に更新されていなかったのですが、
最近になってJahshakaのほうに動きがあったようです。

いつ頃からかは不明ですが、JahshakaのWebsiteに行くと、以下のようなカウントダウン画面が表示されるようになっています。
(画像は日本時間の2011/12/08 23:36にキャプチャしたものです。)

Jahshaka20111208233657

どうやら2012年1月末頃にJahshakaのバージョン3.0がリリースされるようですね。

英語WikiのJahshakaの記事を見ると、

   The project has come under criticism as the latest update, being in October 2006, has been
   abandoned by developers due to inefficient code and excessive glitches.
   After the version 2 abandonment, developers have been promising a newly coded, reliable version 3.
   The developers have been updating OpenLibraries, pushing the development of version 3
   further in an unannounced time table.
   However, as of August 2011, there hasn't been any new information about this project since 2009;
   it seems that development has terminated.

   (2006年10月の最終更新が色々ボロクソだったこともありプロジェクトはバージョン2を最後に放棄されたが、
    その後開発者たちは新たに信頼性の高いバージョン3を開発すると約束した。
    予定は未定のままバージョン3に向けてライブラリの更新などが行なわれてきたようだが、
    2009年以降、2011年8月の時点でも何の情報も出てきてないし、
    もう開発やめちまったんじゃねえかな、これ。

なんて書かれてるわけですが、水面下では着々と開発が進められていたようです。

とはいえ、これ以上の情報は見つからず、どのようなものになるのかはまだよくわかりません。
2.0はOpenGLやOpenMLを利用したクロスプラットフォーム対応で、Windowsだけではなく
MacOSやLinuxでも動作するソフトでしたから、多分そのあたりは変わらないでしょう。
独特のユーザーインターフェースで操作がわかりづらいという評価を見かけた気がしますが、
そのあたりも含め大幅に変わってくるのか、単に安定性などをアップさせただけのものになるのか、気になるところです。

まあ最初に挙げたフリーソフト群が素晴らしすぎるので、Jahshaka  3.0が出たからと言って
それに乗り換える人はほとんどいないとは思うのですが、リリースされたら少し試してみたいですね。

Jahshakaがどういうものか気になる人は、SourceforgeのJahshakaプロジェクトのページから
バージョン2.0などがダウンロードできるので、予習的な意味も兼ねて試してみるのもよいかもしれません。
以下にいくつか参考リンクも載せておきます。(日本語での情報はほとんどないようですが・・・)

■公式関連リンク

   Jahshaka 公式Website

   JahshakaのSourceforgeプロジェクト

   Jahshaka公式Twitterアカウント(@jahshakafx)

   Jahshaka公式ブログ

   JahshakaのFacebook

   YoutubeのJahshakafxチャンネル

■参考サイトリンク

   日本語WikiのJahshaka記事

   英語WikiのJahshaka記事

   ジャーシャカ・ドット・ネット

   ニコニコ動画でJahshakaタグを検索(解説動画などがいくつか上がっています)

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2011年12月 6日 (火)

ffdshow tryoutsにRGB24出力が復活。更に10bit/16bitのYUV出力も追加。

以前の記事で書いたように、2011/02/25のrev3765でRGB24を含むいくつかの出力色空間を削除したffdshow tryoutsですが、
ffdshow tryoutsのchangelogを見ると、

  2011/11/20 rev4054: re-enable RGB24 as output color space

  2011/11/23 rev4064: add new output color space: 4:2:0 16-bit. P016, MFVideoFormat_P016

  2011/11/23 rev4067: add new output color space: 4:2:0 10-bit. (P010, MFVideoFormat_P010)

  2011/12/01 rev4099: add new output color space: 4:2:2 10/16-bit. P216/P216
                  or MFVideoFormat_P210/MFVideoFormat_P216

  2011/12/03 rev4103: add new output color space: AYUV and Y416, YCbCr 4:4:4 8/16-bit.

といった感じで、rev4054でRGB24が復活し、その後10bit/16bitの出力色空間の実装が進められているようです。
2011/12/05のrev4123の時点ではまだY410(10bitのYUV4:4:4)が実装されていませんが、これから実装されるのかな?
とりあえずRGB24出力が復活したことで、以前書いた
   「CravingExplorerでAVI保存したファイルをMMD(MikuMikuDance)の背景AVIに読み込む
という件も、以前のとおりVFW設定でMP42を有効にするだけでOKになりました。

しかし10bit/16bitの出力というのはこれからどの程度活用されていくのか、いまいちよくわからない・・・。

なお、rev4123時点での出力色空間の設定画面は以下のようになっています。
"Primary output color space"という選択ボックスは、優先する出力色空間を指定するためのもので、
2011/12/04のrev4121で追加されたものです。

Ffdshowrev4123outputcolor

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