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2013年8月

2013年8月22日 (木)

武雄市図書館の設計不備を建築基準法のせいにする樋渡市長(新報道2001)

 
■この記事は、以下のTogetterまとめを、新報道2001での樋渡市長の
  デタラメ発言という切り口から書いてみたものです。
  情報としてはTogetterのほうが充実しており、この記事に書いていないことも
  多く含まれておりますので、Togetterのほうもあわせてご覧下さい。

   武雄市図書館2階のポールパーティションと巨大書架のリスク - Togetter
 


 
2013/8/18(日)のフジテレビ「新報道2001」に樋渡市長がゲストとして出演。
番組の公式動画がYoutubeに5本に分けてアップされています。

  新報道2001 WEB版 - YouTube (動画一覧)

     閣僚が靖国参拝...中韓は批判 新報道2001 2013年8月18日(1/5) - YouTube

     目指せ年間1,000万人"観光立国"への挑戦と課題 新報道2001 2013年8月18日(2/5) - YouTube

     観光立国・日本の"課題""不便な旅"どう変える? 新報道2001 2013年8月18日(3/5) - YouTube

     日常風景にある"日本の魅力" 新報道2001 2013年8月18日(4/5) - YouTube

     観光立国と官民連携 政治の役割どうあるべき? 新報道2001 2013年8月18日(5/5) - YouTube

 
この番組の中で、樋渡市長が、

    「武雄市図書館に関する
     自分達の愚か極まりない設計不備

     建築基準法のせいにしていた」

ので、記録としてご紹介。
詳細については以下のTogetterまとめでまとめておりますので、そちらをご参照下さい。
この記事では概要のみを示します。

   武雄市図書館2階のポールパーティションと巨大書架のリスク - Togetter

 
問題の発言があったのは、こちらの動画です。
流れ的には、(2:24~)を見ていただくと良いでしょう。
樋渡市長の発言は、(4:52~)となります。

     日常風景にある"日本の魅力" 新報道2001 2013年8月18日(4/5) - YouTube
     

 
大雑把に流れを示すと、古い建物の再生事業などに取り組まれている、
Open A代表の建築家、馬場正尊氏から、国交省の鶴保副大臣に、
以下のような直訴がありました。(他のゲストの話も含めた要約)

(2:24~)
建物の再生の障害になってる大きい理由の1つが建築基準法の確認申請。
その手続きが古い建物の再生になかなかあっていない。
新築向けに法律が作られているので煩雑になっている。
それにより、本当は起こるはずの投資や古い建物の再生が妨げられてしまっている。
それがクリアできると、放置されていた古い建物が新しく再生される機会が一気に増える。

例えば京都の古民家も旅館として再生するのがなかなか難しい。
宿帳が賃貸契約書になっていたりする。1日だけ住むと。ちょっと強引ですよね。
宿泊施設としては提供できない。

函館でも倉庫を利用して観光客に物凄く良い雰囲気を提供しているが
改築するときに耐震の話とか出てきてなかなか先に進まない。

規制緩和しないと日本の良いところが提供できなくなる。
日本の独特の文化を残していけるようにしてほしい。

 
馬場氏らのこの主張については、大変もっともであると思います。
そして、この流れの後に、樋渡市長が発言した内容が以下になります。

(4:52~)
いや~僕ね~、総務省にいたからわかるんですけど、
なかなかやっぱ動かないんですよ、役所って。
企業環境動かないんで、だからこうやって
さっき馬場さんが仰ったように、ここが問題だよっていうのを
具体的に提示してあげると、霞ヶ関もやっぱ動きやすくなるんで
それを提示するのは馬場さんだったり僕らの役割だと。

あの図書館もそうなんですよ
キャットウォーク作って、実は制限をかけてるんですよね。
あと3メートル足りないって。
3メートル足りなくて、全部右から左に行けなくなってるんですよ。
あ、このキャットウォークですよね。
あの手前のところというのは立ち入り禁止なんですよ。
だからそこの本の1000冊くらいがアクセスできないっていうふうになっていて
それも事細かに決まってるんで、それこそもう、任せてほしいって。我々に。
責任は全部自治体が取りますから。

 
さて、樋渡市長の言う

  「武雄市図書館2階キャットウォークの3m制限(立ち入り禁止)」

について、実状を示しておきましょう。
まず、問題の現場をGoogleストリートビューで見ると、こうなっています。


大きな地図で見る

見てのとおり、書架は連続しているのに、通路には「STAFF ONLY」と書かれた
ポールパーティションが置かれ、その奥は立ち入り禁止になっています。
立ち入り禁止部分の長さは3mでは済まない気もしますが、まあそこは置いておきましょう。

このように立ち入り禁止措置がされている理由については、
建築基準法施行令の「第二節 廊下、避難階段及び出入口」「直通階段の設置」を示す、
第百二十条
に、「階段まで30メートル」という規定があるためではないかと言われています。

 
ここで重要になってくるのが、

   「武雄市図書館2階のキャットウォーク(通路)は、
    改装前の武雄市図書館には存在しておらず、
    改装により増築されたもの」

ということです。

改装前から現在までの写真を並べてみますね。

武雄市図書館・歴史資料館の設計を担当した
佐藤総合計画のHPより引用。

2000年10月の開館直後。

 

樋渡市長の2012/11/23のブログ記事より引用。
改装工事のため、書架などを全て撤去したところ。
わずか築12年のこの建物のどこに改装の必要性があったのでしょうね。
ものすごくピカピカで綺麗に見えるのですが。

 

Googleストリートビューより。改装後の武雄市図書館。

大きな地図で見る

 
まあこんな感じで、2階にキャットウォークを増築して、4mもある巨大書架をずらっと並べたわけです。
(改装では事務スペースや閉架書庫を潰したり蘭学館を明け渡したりもしていますが省略。)

更に言うと、問題の2階キャットウォークは、当初は「閉架書庫バルコニー」として設計されていました。
階段を上がってすぐのところに「開架・閉架区分バリカー」を置き、
利用者が立ち入らないという前提で設計されていたわけです。

武市教文生第114号開示「全設計図面」より。

 
それが、開館直前の3月上旬になって「軽微変更届」が承認され
キャットウォークの大部分が開架にされ、おそらくは階段からの距離の制限により、
奥の3m(もっと?)だけは、ポールパーティションで区切って立ち入り禁止となったのです。
これについての詳細な経緯は、上にも示したこちらのまとめに記載しています。

    武雄市図書館2階のポールパーティションと巨大書架のリスク - Togetter

 
要するに、

   「改装計画において、キャットウォークと書架の増築設計時に、
    しっかりと建築基準法に従って検討を行い、
    適切な設計を行っていれば、
    奥の一部分だけ立ち入り禁止にするという間抜けな事態は防げた」

ということです。

上で書いたように、樋渡市長は番組の中で、キャットウォークの奥が
通行止めになっているのを建築基準法のせいにしています
が、

   「自分達がまともに設計しなかっただけ」

です。
樋渡市長の口からデマカセの妄言に騙されないようにしましょう。

樋渡市長は「スピードが最大の付加価値」などと言って、
武雄市図書館の改装計画を拙速に進めました
その結果、本来は行われるべきだった検討がまともに行われず、
行き当たりばったりで進められた結果、このような通行止めが生じたわけです。
「とりあえずやってから修正していけばいい」などと言っていますが、
一度作ってしまったキャットウォークや巨大書架をどうにかできるはずもなく、
ポールパーティションで区切ってお茶を濁すという状況は現在でも続いています。
樋渡市長の「スピード」とは、検討不足のまま暴走することなのでしょう。
それによって生じた「問題の修正コスト」も無視しており愚か極まりないと判断しています。

また、樋渡市長は番組の中で

  「それこそもう、任せてほしいって。我々に。
   責任は全部自治体が取りますから。」

などと発言していますが、これも要するに、

  「建築基準法の規制に引っかかる形で改装してしまったので、
   建築基準法を無視して運用させてほしい」

戯言をほざいてるだけですね。ツイッターでもこのような指摘が出ていました。

 
まったくもって、その通りだと思います。

 
なお、武雄市図書館では、異常で危険な巨大書架の導入により、
職員や来館者の命が危険に晒されている状況が続いていると考えています。

これも、無理な条件による改装計画欠陥設計
検討不足のまま拙速に進められた改装によるものであり、
万一事故が発生してしまった場合は、

  樋渡市長と武雄市役所、
   CCC社などによって引き起こされた人災

であると判断しています。
樋渡市長は「責任は全部自治体が取るから任せてほしい」などと言っていますが、
職員や来館者に危険を押し付けている人物や自治体に任せられるはずがありません。
一刻も早く、危険な状況が解消されることを願います。

Togetterのほうでは、それらの点も含めてまとめておりますので、是非ご覧下さい。

   武雄市図書館2階のポールパーティションと巨大書架のリスク - Togetter

 
最後に、上記まとめにも載せている、

   「武雄市図書館の巨大書架の危険性がわかる
    Googleストリートビューや写真」

をいくつか載せておきます。事故が起きないうちに改善されればよいのですが・・・。

Googleストリートビュー 2階北側から

 

Googleストリートビュー 2階南側から

 

Googleストリートビュー 1階4.6m書架の部屋

 

静岡県掛川市 第437回 いろんなところ いいところより引用

 

武雄市図書館の見学 | 蕨市議 ほやたけし(保谷武)です。より引用
DSCN6308

 

G1東松龍盛塾 募集開始より引用

 

Googleストリートビューより
2階キャットウォークの高所作業で使われる作業台。
おそらく長谷川工業(株)のDAD-210
天板高さ2.1m、最高高さ3.01m、重さ28kg。
巨大書架の上部にある本を取る場合は、この作業台を
幅1.5m、手すり高さ1.1m、長さ50mのキャットウォークを移動させて使う。
重労働であり、大きな危険も伴う。
閉架書庫を潰し、開架への蔵書収容密度を1.6倍に上げた弊害。

 
視察に行った方々は、巨大書架の危険性に気づかなかったのでしょうか?

 
■樋渡市長の迷言

 ●2013/1/21 徳島ICT講演会

   樋渡市長
   『なんで市民の声を聞かなきゃいけないんだ

 
 ●2013/5/4 テレビ西日本「土曜NEWSファイルCUBE」

  樋渡市長
   『この図書館が嫌だったら、
    もう、他所の図書館行きゃあいいんですよ。
    いやほんとに。

 まともな政治家ではないということに気づいてほしい。

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2013年8月17日 (土)

武雄市図書館に関する文部科学省の指導を無視した樋渡市長

今更な感じではありますが、この件についてツイッターで
千葉市の熊谷市長がやりとりなさっているのを見かけたこともあり、
情報をまとめておいたほうが良いと思いましたので、書いてみました。

2013/7/28に開催された、松阪市図書館シンポジウムにおいて、
文部科学省と武雄市との間、また武雄市教育委員会と樋渡市長との間で
どういうやりとりがあったかが樋渡市長の口から一部明かされておりましたが、
その発言の詳細な内容も新たに判明しましたので、それも含めてまとめています。
樋渡市長や武雄市教育委員会は、武雄市図書館の改装にあたり、
文部科学省からの指導を無視したようですね。

 
■千葉市の熊谷市長のツイッターでのやりとり

 
■はじめに

武雄市図書館の改装では、文部科学省(文科省)と色々と揉めたようです。
2000年10月に新築開館したばかりの、まだ綺麗で新しかった図書館を、5ヶ月も休館して、
8億円(7.6億円?うち市税2.6億円、国税2億円)もかけて改装し、市民を欺いて蘭学館をツタヤに明け渡し
不便で危険な巨大書架を導入して開架部分の蔵書密度を従来の約1.6倍に上げ
無理やり蔦屋書店(レンタル含む)とスターバックスを入れた上に、
図書館部分と営業部分の区分が曖昧なのですから当然ですね・・・。

改装開館直後の2013年5月中旬には、

   「地元の学生さんが、図書館の席に座っていたにも関わらず、
    スターバックスの店員に商品の購入を求められた。

という問題が発覚し、武雄市図書館樋渡市長がお詫びを出すという事件も起きています。
座席の区分を明確にすべきという指摘は、ずっと前から上がっておりましたし、
この記事を書いている時点でも、わかりやすい案内はされていないのが実状です。

   関連記事:

     武雄市図書館で苦情 スタバ席と共有席混同/佐賀新聞ニュース(2013/5/15)

     #武雄図書館 #武雄市図書館 の #スターバックス の話題を時系列で。 #takeolibrary - NAVER まとめ

 
少なくとも、初めて武雄市図書館を訪れた人は、

   「スターバックス周辺の席(テラス含む)は、全てスターバックスの席である」

誤認することも多いのではないでしょうか
実際には、テラスは図書館用の席ですし、テラス出入り口付近も図書館用の座席です。
武雄市役所は2013/8/5に座席の区分についてFacebook記事を投稿しているのですが、
この区分図は武雄市図書館公式サイトには置かれておりませんし、
武雄市図書館での掲示や案内などもなされておりません
Facebookの記事はすぐに流れ去ってしまうので、告知には不向きなのですが、
それを指摘されても、まったく改善がなされないようです。フェイスブック・シティが聞いて呆れますね。
おまけに、Facebookのコメント欄で武雄市役所が回答している座席数(回答に3日かかった)は、
明らかに間違っていることがわかっています。
例えば図書館用の「読書スペース席」が36席と回答されていますが、
テラスだけでも36席あり、館内部分の22席をあわせると58席あるといった点などですね。

書架についても、図書館部分と蔦屋書店部分はサインの色(黒or白)で
色分けされているとはいえ、混乱する人もいるでしょう。

余談になりますが、6月市議会での谷口攝久議員山口裕子議員らの尽力により、
7月に武雄市図書館に無料の水飲み場が設置されました
改装前には置かれていたのですが、改装により無くなっていたのですよね。
暑い時期を迎えるということで、熱中症対策などの意味も含め、
急遽夏休み前までに設置されることになったのですが、
この水飲み場の設置について、武雄市図書館や武雄市役所は何も告知していません。
7/29の武雄市役所Facebookに、水飲み場の設置告知を求めたコメントがありますが、
武雄市役所は「いいね!」すらつけず、完全に無視を続けています。
都合の悪いコメントを無視するのはいつものことですが、理由として考えられるのは、やはり

   「水飲み場の設置を告知することで、スターバックスの利益が減るのを恐れた」

ということでしょうね。

   「経営しているCCC社ならともかく、
    武雄市役所がスターバックスの利益を気にする理由はないだろ」

と考える方もいると思いますが、武雄市図書館の指定管理契約は、

   「蔦屋書店やスターバックスで利益を上げてもらわないと
    図書館そのものの運営が成り立たなくなる」

という、歪んだ契約(人件費が12名分しか入っていない異常に低い委託金額)になっています。

 
従って、スターバックス周辺の座席の明確な区分をしないことも、
水飲み場の設置告知をしないことも、武雄市役所がスターバックスに
便宜供与・利益供与という名の「配慮」をした結果なのではないかと推測しています。
市民や図書館利用者の方を向いた、行政としてのまともな案内は、もう期待できないのでしょうか・・・。

 
樋渡市長は、2013/3/8の社団法人日本書籍出版協会への回答書の中では、

   「販売エリアは、公立図書館の扱いとは完全に区別され、」

と回答しているのですが、現実には、区分が極めて曖昧で非常にわかりにくい状態が続いています。

後に示すとおり、この、

   「図書館部分と営業部分の区切りがあまりにも曖昧すぎる」

というレイアウトは、樋渡市長が、文部科学省の指導を無視して、やったもん勝ちな考えで
ゴリ押しで押し通した
ようなのですが、そんなことで本当に大丈夫なのでしょうか。
文部科学省の図書館行政は、いったいどうなっているのでしょうか。

まあ、一番ダメなのは、自分がやりたいことをやるのに邪魔だという理由で
図書館法を「規制」呼ばわりして一方的に敵視し、文部科学省や
図書館法などの法の精神(理念)を理不尽に貶めている樋渡市長なのですけどね。

これまで何度も書いているとおり、

  「邪魔になったもの、批判をしてくる者に対して、
   具体的・論理的な説明をして議論をするのではなく、
   屁理屈を述べ、相手を一方的かつ理不尽に貶めて自己正当化を図る」

というのが樋渡市長の行動原理ですので、

  「中央省庁や既得権益と戦ってる俺カッコイー」

といった樋渡市長の中身空っぽの上辺だけの言葉や
おかしなパフォーマンスに騙されないようにしたいものです。
「市民のため」などという発言もありますが、2013/1/21の徳島ICT講演会

  「なんで市民の声を聞かなきゃいけないんだ」

と言い放った事実は、しっかりと認識しておきましょう。

言葉に惑わされず実態を見据えなければ、樋渡市長の酷い本質は見抜けません。

 
では、文部科学省についての発言や、やりとりについてまとめてみます。

 
■2013/4/1 武雄市図書館改装開館時の取材での樋渡市長の発言

  ●2013/4/2 毎日新聞
    「武雄市図書館:改装オープン 指定管理者・TSUTAYA、批判や疑問続く」より
    (元記事は既に削除。魚拓→ ページ1 ページ2

    ◎ページ1より

       樋渡市長も
         『図書館法は規制が多すぎる。文部科学省には『地方に決めさせてくれ』と文句を言いたい。
          今後は市民の意見を大切にして、規制をぶっ壊す図書館を目指したい』
       とぶち上げた。

 
  ●2013/4/30放送 テレビ朝日 報道ステーションより
     概要→ ページ1魚拓) ページ2魚拓

     ※重要: 酷い提灯報道でしたので、番組内容を真に受けないで下さい。

    ◎概要ページ1魚拓)より

       しかし、“規制の壁”が立ちはだかり、民営化までの道のりは苦難の連続だった。
       図書館法では、公立図書館は“無料”が原則。文部科学省と交渉を重ね、
       樋渡市長は、スペースを2つに分け、1つを図書館、1つを賃貸にし、
       「図書館ではない」という理屈で押し切った。

 
    ◎放送映像より(2013/4/1開館時のコメント)

       樋渡市長
         『規制が多すぎる。もぉ、ほんとに。
          もぉ~、文科省どうかしてよ、ほんと。
          いろんな規制をぶっ壊すね、
          図書館になるようにしたいと思いますよね。』

 
    ◎放送映像より(2013/4/1開館時のコメント)

       ナレーション
         『しかし、民営化の道のりは苦難の連続だった。
          立ちはだかったのは規制の壁だ。』

       樋渡市長
         『図書館法ですよ。
          市民の皆さんたちが来たい図書館にする。
          そのときは色々な規制にぶつかるんですよ。
          それは丁寧に1つ1つ、ぶっ壊していきたいと。』

 
■2013/7/28 松阪市図書館シンポジウムでの樋渡市長の発言

  参考:
    松阪市の図書館シンポに出ます : 武雄市長物語

    20130728 松阪市での図書館シンポジウム(樋渡市長講演など) その1 - Togetter

    20130728 松阪市図書館シンポジウム(樋渡市長講演など) その2 - Togetter

    樋渡市長は武雄市図書館から子供を切り離すために新たに別館を建設するらしい
 

 
  ※以下の詳細な発言内容について
    これらの樋渡市長の発言は、講演会に参加なさっていた方からの
    情報提供を受けて、私が書いたものです。

 
  ●講演冒頭で、上で挙げた4/30報道ステーションの動画を見せながらの発言

    樋渡市長
      『これ「文科省どうかしてよ」って言った翌日に、
       文科省から矢のように批判の電話がかかってきました。』

 
  ●講演内での発言

    樋渡市長
      『ここは、えっと代官山、あ~、ごめんなさい、蔦屋書店のエリアなんですね。
       で、こっちは図書館ゾーンなんですよ。
       で、わざと切れ目をいれなかったんですね。
       で、どっかのお役所は、文部科学省っていうお役所は、
       あの~、柵を作れとか言ってきたんですよ。柵作れって。
       で、それが叶わないって思ったら、
       今度、色変えろって言ったんですね、床の。
       うん。
       で、教育委員会がうち凄い困ったんですよ。もう。
       文科省から言われてますって。
       無視しろって言いました。全部。うん。
       で、もし、本当に反対するんだったら俺を訴えろっていうことを言ったら、
       他のところで訴えられました。うん。
       で、・・・これはあんまり受けなかったですね。』

      ※補足
        「他のところで訴えられました」は、おそらく武雄市民病院の
        民間委譲問題で起こった住民訴訟のことだと思われます。
        図書館改装よりも以前に起きたものですし、既に終了しているのですが、
        単にそれとひっかけて笑いをとりたかったようですね。
        樋渡市長が文部科学省に訴えられているわけではありません。

  ●参考

    ◎2012/5/30 日本図書館協会の見解・意見・要望より抜粋

      3 図書館サービスと「付属事業」について

       「9つの市民価値」に列記された多くの点は、「骨子」に言う
       "重要な手段として展開する付属事業"を色濃く出すものとなっております。
       図書館の基本的サービスとは無関係のことであり、指定管理者制度導入の理由にはなりません。
       その必要性についても説明すべきことです。
       総務省は、指定管理者との間で
          「自主事業と委託事業について明確な区分が定められているか」
       を指摘しています(「指定管理者制度の運用上の留意事項」 2008年6月総務省自治行政局)。
       図書館事業と指定管理者の自主事業(ここでいう「付属事業」)とを混同しないよう求めています。
       雑誌販売や文具販売、あるいはTカード、T ポイントの導入が、
       "重要な手段として付属事業の展開"と位置付けていることについて、疑問を抱かざるを得ません。

         参考:
           指定管理者制度の運用上の留意事項

 
■2013/6/20に、文部科学省社会教育課の坪田知広課長が武雄市図書館を訪問

  ※改装についてやりとりした部局なのかどうかはよくわかりませんが、
    こんな評価でいいのでしょうか。一体何を見たというのでしょうね・・・。
    この課長の意見が文部科学省の正式見解というわけではないでしょうが・・・。

  サガテレビ フラッシュニュース(魚拓)より

     “TSUTAYA図書館”国の専門官が視察

     コーヒーを飲みながら本が読める公立の武雄市図書館を20日、国の専門官が視察し
     「普及させたいタイプの一つ」と機能やサービス面で評価しました。
     武雄市図書館を視察したのは、文部科学省社会教育課の坪田知広課長です。
     社会教育施設の現状を把握するために訪れたもので、館長や担当職員らの案内で
     館内を細かく見て回り、施設の概要や利用カードの取り扱い状況などについて説明を受けました。
     武雄市図書館はレンタルソフト店「ツタヤ」の運営会社が手掛ける全国初の公立図書館で、
     コーヒー専門店の出店やポイントカードの導入など新たなサービスが話題となっています。
     (坪田課長)「居心地のいい空間だなというのが第一印象。いろんなタイプがあっていいが、
     これも普及させたいタイプの一つだなと、その機能やサービス面で感じた」
     また坪田課長は
        「堅い教育施設だと使われないままになる。
         この図書館は新しい利用者をつかむという意味では
         新たな教育機関としてあるべき姿だ」
     と評価しました。

 
  ●図書館友の会全国連絡会のメンバーの方による本件についての問い合わせ

     図書館友の会全国連絡会のメンバーの方が、
     この件について個人的に文部科学省に問い合わせをなさったそうです。
     それに対し、坪田課長からのコメントが返信されており、
     そのコメントが、以下のブログで紹介されています。

        「武雄市図書館・歴史資料館への評価について」文部科学省へ問合せ - 突発非同期不連続

 
  ●その他の参考記事

     武雄市図書館に対する文部科学省課長の評価 : 武雄市長物語

     樋渡市長Facebook記事(2013/6/23)

 
■2013/7/30 文部科学省への問い合わせ

  7/30に「文部科学省生涯学習政策局社会教育課図書館振興係」に
  問い合わせを行った方がおられました。
  そのときのやりとりや反応については、以下にまとめています。

     20130730 武雄市図書館と文部科学省 - Togetter

  この問い合わせでは、とりあえず主だった点については、
  「問題なし」という見解のようではあります。

 
 
「ゴリ押しのやったもん勝ち」の実例を作ってしまったように思えるのですが、
図書館行政がこれで良いのか、疑問が残ります。
 
まともな議論がなされたとは到底思えませんので、
より広い範囲で議論がなされていくことが望ましいのではないかと考えます。

 
なお、私の武雄市図書館に関する意見の概要は、以下の記事にまとめております。

   武雄市図書館の問題について意見をまとめてみました

 

※2013/8/17 7:26
  千葉市の熊谷市長に、この記事をお知らせしてみました。
 

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2013年8月14日 (水)

ニコニコ動画で動画が緑色になるトラブルが頻発している理由は動画ファイル破損

注意:
  この記事は取り急ぎメモとしてまとめてみただけであり、多分あまり更新できないので、
  最新の状況については参考ページニコニコインフォなどを追いかけるようにして下さい。

※2013/8/14 16:15更新
  ●問題が起きた動画、起きなかった動画について補足説明を追加しました。

※2013/8/15 6:20更新
  ●タイトルを
     「ニコニコ動画で動画が緑色になるトラブルが頻発している件」
                   ↓
     「ニコニコ動画で動画が緑色になるトラブルが頻発している理由は動画ファイル破損」
    に変更。

※2013/8/15 12:50更新
  ●当方の環境で問題が起きる動画にマイリトルポニー17話を追加。
    試したのは8/15の午前中です。
 


ニコニコ動画で

   「突然動画が緑一色になって、シークバーが早送りされ、まともに見れない」

という感じの症状が頻発しているとのことなので、少し調べてみました。

 
■現時点での問題の状況や原因推測

  ※不具合掲示板での報告と自分の実験結果から判断したもの。
    間違ってる部分もあるかもしれないのでご了承を。

  ●症状が出ているのは一般会員。
    プレミアム会員でも出ているという噂はあるがよくわからない。
    確認できたのは下に書く通り、一般回線で視聴した場合のみ。

  ●どうやら一般回線での視聴で使われる「smile-clnXX」「smile-cllXX」といった動画ホスト(XXは番号)で、
    動画ファイルが破損してしまっていることがある模様。
    (その他の動画ホストでも破損しているケースがあるかもしれない。)

  ●データ破損が確認された動画ホストであっても、正しいデータが送られてくることがあるらしい。
    (もしかしたら運営が随時正しいデータに修正していってる最中なのかもしれないが詳細不明)

  ●低画質モード(エコノミー)で視聴すれば基本的に見れるはずだが、
    エコノミー動画もぶっ壊れてることがあるかもしれない。

  ●サーバー側のデータがぶっ壊れてるのか、コンテンツ配信ネットワークに何か不具合があるのか。
    そのへんはニコ動運営の調査を待たないと多分わからないけど、
    原因が発表されることも無い気がする。

  ●完全復旧するまでにはそれなりに時間がかかりそうな予感。

 
■ハードウェアアクセラレーションの問題とはまた別。

  「動画が緑画面になってしまう」という現象については、今回の問題とは別に、

     「グラフィックボードなどの問題により、FlashPlayerの
      ハードウェアアクセラレーションがONになっている場合に発生する」

  というケースもあります。
  この場合は、FlashPlayerのハードウェアアクセラレーションをOFFにすれば
  改善できるはずです。詳細は以下のニコニコ大百科を参照して下さい。

      動画がおかしくなる方は大百科をクリック→とは - ニコニコ大百科 

  今回の問題はサーバー側で動画が壊れているのが原因ですので、
  ハードウェアアクセラレーションがONでもOFFでも発生します。
  (H.264再生支援機能そのものがない、うちのPCでも発生してますしね。)

 
■問題が起きた場合の対処方法

  ※視聴途中で問題が起きると興が削がれるという方は、とりあえず動画を読み込んだら、
    シークバーを動かしてみて、おかしなことが起きないか視聴前にざっとチェックするのが良さげ。
    そして問題が起きてしまったら・・・次の手順で対処かなあ・・・。

 
  1.ブラウザのキャッシュデータをクリアする。

  2.あらためて動画を読み込んでみる。運が良ければ正しいデータが落ちてくるかもしれない。
    (参考: 不具合掲示板の>>403

  3.1と2を何回か繰り返しても問題が起きるようなら、動画URLの末尾に「?eco=1」をつけて、
    低画質モードで視聴してみる。(画質は落ちてしまいますが・・・。)

  4.それでもダメなら・・・時間を置いてまた試してみるとか、プレミアムに入るとか・・・?
    でも不具合くらったのをきっかけとしてプレミアムに入る気はあまりしないですよねーって言う。
    公式の期間限定配信動画でもこの問題が発生しまくっているため、期間内に動画が見れなかった人や、
    涙を飲んで低画質モード視聴で我慢した一般会員が続出しているらしい。
    お盆や夏休みで人がいないかもしれないけど問題解決に向けて頑張れ運営。

 
■参考ページなど

  ●【調査中】動画が緑色になって正常に再生できない‐ニコニコインフォ

  ●【調査中】動画再生時に緑色になる | niconicoヘルプ

  ●動画がいきなり緑画面になってしまう - niconicoの不具合報告掲示板

 
■うちの環境でのテストの結果

  ●うちのPC環境

    【OS】 WinXP SP3
    【CPU】 CeleronM423 1.06GHz
    【ブラウザ】 Firefox 22.0
    【FlashPlayerのバージョン】 11.8.800.94
    【アカウント(プレミアムor一般)】 プレミアム

    ※H.264動画再生支援機能が無いという驚愕の低スペックのため、
      ハードウェアアクセラレーションON時の挙動は未調査。

  ●前提知識など

    ※動画のURL末尾に「?lo=1」をつけると「一般回線での視聴」になる。
      「一般回線での視聴」とは、「一般会員と同じ条件での視聴」のこと。
      「エコノミーモード時間帯」は強制的に「低画質モード」になり、
      それ以外の時間帯のみ、通常画質での視聴が可能。
      なお、「エコノミーモード時間帯」は、通常時期は
         平日18時~26時、土日祝12時~26時
      なのだが、2013/8/14現在は夏休み期間中のため
         平日も土日祝も12時~26時
      となっている。
      つまり、一般回線で通常画質で視聴できるのは、今は深夜2:00~昼12時のみってことです。

    ※動画のURL末尾に「?eco=1」をつけると低画質モード(エコノミーモード)での視聴になる。

    ※「動画ホスト」は、Qwatchの動画プレイヤーの設定を開き、「その他→システムメッセージ→動画ホスト」でわかる。

    ※FlashPlayer11.8.800.94だと、問題発生時は映像は緑色になって、シークバーが早送りされる。
      FlashPlayer10.3.183.90だと、問題発生時は緑色になるのではなく、映像は静止する。
      ハードウェアアクセラレーション有効時や環境によって症状が異なるかも。
      FlashPlayerがクラッシュするケースもある模様。

    ※テスト用にFlashPlayer10.3.183.90を使ってみたものの、10.3系は7月でサポートが切れており
      セキュリティ上の問題があるので使うべきではありません。
      うちみたいな低スペック環境では10.3系を重宝していたので悲しい・・・。
      低スペック環境だと11.x系はまともに動かないんですよね・・・。(音ズレ、止めても動くなど)
      まあPC買い替えろって話ですよねわかります。

    ※とりあえず不具合報告掲示板で出ていた動画をいくつかピックアップしてテストしてみました。
      あくまでもうちの環境でさくっと試したらこうだったという話です。
      何度も試したりしたわけではないので、時間を置いてもう一度試したりすると
      結果が変わってくるかもしれません。

    ※不具合掲示板に報告する場合は、以下の情報をしっかり書くと良いと思います。
      具体的に書くことはとても大事。

【OS】
【CPU】
【ブラウザ】
【FlashPlayerのバージョン】
【アカウント(プレミアムor一般)】
【動画の投稿日】
【動画タイトル】
【動画URL】
【動画の何分何秒頃に異常が発生するか】
【動画ホスト】
【その他症状】

 
  ●「画面が緑色になるor停止する」という問題が再現した動画

    ※テストはエコノミーモード時間帯を避け、8/14の午前中に行いました。
      一般回線でも通常画質で視聴できる時間帯です。
      上記のとおり、現在は夏休みですので、エコノミーモード時間帯が
      12時~26時となっており、その時間帯は低画質モードになってしまいます。

    ※これらの動画は「プレミアム通常」は正常に見れますが、
      「一般回線」だと問題が発生しました。

    ※「プレミアム通常」のファイルと「一般回線」のファイルのハッシュ値(MD5)を
      比較すると、値が異なります。つまり、本来同一のファイルのはずが、
      「一般回線」のほうだけ壊れているということになります。

    ※例えば下の表の最初にある「ゴーディアン」の動画ファイルをMediaInfoで調べると、
      「プレミアム通常」も「一般回線」も、3/18にエンコードされたものであり、
      表示される情報はどちらも全て同じでした。
      しかしながら、例えばMMName2で調べてみると、「一般回線」のほうのファイルでだけ、

         ファイル整合性: Atomチャンク構成がおかしい

      とエラー表示され、「げんしけん」「きんいろモザイク」ではファイルサイズがおかしいというエラーが出ます。
      「阿澄佳奈キャニオン」についてはエラーは出ません。
      このように、色々な壊れ方をしていることがわかります。

    ※ファイルをBZなどのバイナリエディタで見ると、データの違いがよくわかります。

    ※私の場合は、
        「ファイルサイズは同じだがデータが異なる」
      という現象でしたが、不具合報告掲示板などでの報告を見ると、
      ファイルサイズ自体が変わる例もあるようです。

    ※最初はエコノミーも調査するつもりだったのですが、
      そこまで手が回りませんでした。

タイトル(動画番号) 闘士ゴーディアン 第54話「暴かれたドクマ星間戦争の謎」(1364206392)
異常発生時間 (8:27)
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow12
ファイルサイズ 141,232,823
MD5 E0EEE1091A4E8129EB451AA0CCC3AC13
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln19
ファイルサイズ 141,232,823
MD5 60CA77F710087D6EBB640C0B49DFB1F6
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) げんしけん二代目 第5話「業 NEXT!」(1375943894)
異常発生時間 (7:44)
プレミアム通常 動画ホスト smile-pow53
ファイルサイズ 147,924,443
MD5 79BB203DFCE642A24AC3AFD0D515E43D
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln50
ファイルサイズ 147,924,443
MD5 218184D852B910B0F9BB03DF3F80DB34
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) きんいろモザイク 第5話「おねえちゃんといっしょ」(1375841564)
異常発生時間 (3:52)
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow52
ファイルサイズ 148,211,134
MD5 3F22EFDDC87E8368097FB732114885D5
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln53
ファイルサイズ 148,211,134
MD5 69B2EACC6821EABFAA21B36279699A66
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) 290秒でだいたい分かる阿澄佳奈キャニオン(sm21569413)
異常発生時間 (2:28)
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow23
ファイルサイズ 12,585,510
MD5 A49F66D6976FDEAD403F0C2D63BADE2B
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln22
ファイルサイズ 12,585,510
MD5 6EFE0DBC986204520283EB2A268A6490
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) マイリトルポニー~トモダチは魔法~ 第17話「ベビーシッターは大変」(1375694092)
異常発生時間 (4:48)
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow22
ファイルサイズ 149,079,565
MD5 56EBE60F75574E56FA732B446A4CF307
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln25
ファイルサイズ 149,079,565
MD5 9695DF3ABCAB7909277730DFE94147C1
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  

 
  ●問題が再現しなかった動画

    ※問題が再現しなかった動画は、「プレミアム通常」と「一般回線」のファイルの
      ハッシュ値が一致しました。つまり完全に同一のファイルということになります。
      これが本来あるべき姿のはずです。

    ※不具合報告掲示板でも出ているように、同じ動画ホストでも、問題が起きる場合と
      起きない場合があります。従って、これらの動画はたまたま問題が起きなかっただけで、
      何度か試したり別の環境で試したりした場合は問題が起きるかもしれません。

タイトル(動画番号) 【2013.1.23】WiiUダイレクト ニンテンドーゲームズ ニコ生コメ有り(sm19901640)
異常発生時間 -
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow11
ファイルサイズ 103,423,022
MD5 515A69B187421AC5B3C79AF74E924A13
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln10
ファイルサイズ プレミアム通常と同じ
MD5 プレミアム通常と同じ
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) 超次元ゲイムネプテューヌ #04「妹たちの決意(ターン)」(1375754219)
異常発生時間 -
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow23
ファイルサイズ 147,924,395
MD5 BF8C2905CE28F8D74B6BFF13E400C203
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln20
ファイルサイズ プレミアム通常と同じ
MD5 プレミアム通常と同じ
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) ドラクエ7 part14 【ゆっくり実況】(sm21351425)
異常発生時間 -
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow63
ファイルサイズ 86,479,024
MD5 DEF9E28C51500527908FB373F8E5D32D
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln60
ファイルサイズ プレミアム通常と同じ
MD5 プレミアム通常と同じ
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) 【鬼畜】 全ての始まり 【実況】 part11(sm19393036)
異常発生時間 -
プレミアム通常  動画ホスト smile-pow51
ファイルサイズ 80,554,578
MD5 CDC55E5FD79602A45B69397079142314
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cln52
ファイルサイズ プレミアム通常と同じ
MD5 プレミアム通常と同じ
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) 【ゆっくり実況】Dead Space Level.01(sm11970357)
異常発生時間 -
プレミアム通常  動画ホスト smile-pso42
ファイルサイズ 73,384,002
MD5 6C23CDCA50B4E0B25D879F16FCC9F38E
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cll49
ファイルサイズ プレミアム通常と同じ
MD5 プレミアム通常と同じ
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号) 【ゆっくり実況】アリスいんナイトメア 第46夜(sm15487409)
異常発生時間 -
プレミアム通常  動画ホスト smile-pso61
ファイルサイズ 103,578,113
MD5 849938A4FAAEFF97268CBA40E7ED6DC1
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-cll64
ファイルサイズ プレミアム通常と同じ
MD5 プレミアム通常と同じ
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  
タイトル(動画番号)  
異常発生時間 ()
プレミアム通常  動画ホスト smile-
ファイルサイズ  
MD5  
一般回線
(?lo=1)
動画ホスト smile-
ファイルサイズ  
MD5  
エコノミー
(?eco=1) 
動画ホスト  
ファイルサイズ  
MD5  

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2013年8月 2日 (金)

樋渡市長は武雄市図書館から子供を切り離すために新たに別館を建設するらしい

■2013/8/13 1:00 更新
  ●8/12にRKB Newsで放映された
      「3年後には、子供向けの絵本などに特化した別館を建設する方針」
    という報道について追記しました。

■2013/8/13 18:40 更新
  ●タイトルを
      「樋渡市長は文化会館大ホール跡地にキッズライブラリーを作るつもりらしい?」
    から
      「樋渡市長は武雄市図書館から子供を切り離すために別館を建設するらしい」
    に変更しました。
    保育園の畑が潰されてしまう可能性なども考えると
    今の段階で建設予定地を決め付けてしまうと問題がありそうなこと、
    動機や町づくり計画、財政面の話に注目して考えたほうが良いだろうという判断です。
 


2013/7/28に、松阪市で図書館シンポジウムがあり、樋渡市長がゲストとして呼ばれました。
松阪市の山中光茂市長と懇意にしているようで、その縁もあって呼ばれたようです。

  参考: 松阪市の図書館シンポに出ます : 武雄市長物語

講演の内容については、ツイッターでレポートして下さっている方がおられ、
こちらでまとめさせていただいております。

   20130728 松阪市での図書館シンポジウム(樋渡市長講演など) その1 - Togetter

   20130728 松阪市図書館シンポジウム(樋渡市長講演など) その2 - Togetter

 
ディスカッションで、蘭学館やTカードについて言われたことで不機嫌になり
簡単に声を荒立てたりするなど、色々とつっこみどころ満載なのですが、
まとめその2でレポートされているとおり、

   「内緒ですが、武雄市図書館横に新しい施設を構想中。
    これはまだ議会にも話してない。」

という発言があったようです。

この部分について、レポートして下さった方とは別の参加者の方から
情報を提供していただくことができましたので、詳細を公開いたします。
何よりもまず最初に武雄市民の方々が知るべきことだと考えておりますので。

武雄市図書館改装の時もそうでしたが、視察や講演会でだけ新しい情報を出しておきながら、
市民には一切説明せず意見も聞かないという樋渡市長や武雄市役所の姿勢は、異常だと考えています。

 
まず、7/28松阪講演での樋渡市長の発言の詳細を示しておきます。

これが、実はCCCの持つ企画力なんです。

だから、僕はね、どこでもかしこもね、
あのCCCと組めとかって言うつもりはないんです。ないんです。
ただし、誤解なきように言うと、今ね、アベノミクスって
民間と組むことがいいとかって言ってるじゃないですか。民間と。
あれ嘘です。

やっぱりね、行政もピンキリがあるのと一緒です。
松阪市と武雄市はピンです。

(会場笑い)

なんで笑ってるの(笑)

ね、だからピンキリがあるのと一緒で、
キリはいけませんよ、どこも。
どこも一緒で、民間にもピンキリがあります。

で、CCCと組んだのは、この、あの空間創出能力、企画力、実現力です。
だから僕らは組んでよかったと思ってるし、

これ、まだ内緒ですよ、皆さん。

今度この横に、キッズミュージアムを建てます。キッズミュージアムを。
もっとここよりも居心地のいい空間を。

ここは改装なんで所詮。
13年目の図書館の改装なんで。

今度、本当の意味のキッズミュージアムを、
あ、キッズ・・・あ、キッズライブラリーだ、ごめんなさい。
キッズライブラリーを作ろうと思ってるんですね。
今、大人も子供も、ゴチャゴチャになってるんですよ。

だから全体の、満足度が、やや落ちてきてるんで、
えー、キッズライブラリーを、この、こっからね。
えっと、100メートルくらいのとこに作ろう、ということを今思っていて、
まだ議会には言ってません。これから言います。

で、作って、そこで、ここに人がいっぱい集まってきてるんで
更にその横にこう作る。

敷地、いま、あの~、あ、ホールがあってそれは凄い老朽化してるんで
ここは駐車場にするのと同時にもったいないんで、
ここに、ここのアネックス、を作ろうと。

で、この奥には、この奥には、ええと、読み聞かせのスペースとか、
クッキングスペース作ろうと思ってるんです。

というふうにして、
ここの図書館に一日、今平均でも2000人ぐらい来てるんですね。
多いときは7000人きます。7000人。
なんで、そこだけ来てもらうのはもったいないんで、
それが更にこう巡回するように。そういう意味ではね、ディズニーランドに近い。
ディズニーランドに人が一杯やって来て、ディズニーシーが出来たじゃないですか。
しかもあそこ今、3世代が多いじゃないですか。
図書館こそ、ディズニーランドをやっぱ越すんですね。
ここはいま、3世代、山のように来てます。
で、今夏休みなんで小学生が大挙して来ます。
で、スターバックスに、えー、自分の席みたいに陣取る小学校4年生がいます。
ドリップ下さいと言われます。困ったもんです。

あー、ですので、そういう居場所があるっていうのはいいんですけど、
先程言ったように、僕は元々もう少しちょっと上の世代のものを作って、
それと、あの想定、あ~、前年同月比で5倍くらいもう来てるんで、
4倍から5倍くらいきてるんで、さっきも言ったように、
もう少しこう回遊、回遊する、回遊するように仕掛けていこうという風に思っています。

 
 
ここからは、この発言を踏まえた私個人の意見となります。
発言内容には解釈の余地があるものも含まれておりますし、
慎重に調べて検討した上で書いておりますが、勘違いもあるかもしれません。
おかしな点がございましたら、ご指摘いただければ幸いです。

発言のポイントを端的にまとめると、以下のようになると考えています。

   1.現在の武雄市図書館は大人も子供もゴチャゴチャになっているため、
     全体の満足度がやや落ちてきている。

   2.だから100メートルくらい離れた所に、
     キッズライブラリーを作ろうと思っている。

   3.近くにホールがあって、それは凄く老朽化しているので、
     そこを駐車場にするのと同時に、もったいないので
     アネックス(別館)を作ろうと考えている。

   4.読み聞かせのスペースや、クッキングスペースを作ろうと思っている。

 
3にある「老朽化したホール」というのは、おそらく武雄市図書館の北西にある
文化会館(中央公民館)の大ホールのことを指しているものと思われます。

大きな地図で見る

 
この文化会館の大ホールについては、6月議会(6/12)において、

   「老朽化した市文化会館大ホールと白岩体育館を解体した上で、
    体育館と文化ホールの機能を融合した新しい多目的施設を建設する」

という方針発表がされています。

   参考: 武雄市、多目的施設建設へ/佐賀新聞ニュース

新施設の建設場所は未定ですが、おそらく文化会館とは別の場所になるので、
大ホールを解体した上で、その跡地に「駐車場」と「キッズライブラリー」を
作ろうとしているのではないかと思われます。
なお、記事にあるとおり、多目的施設の完成は3~4年後とされているようです。
大ホールの解体がいつになるかはわかりませんし、
キッズライブラリーの建設がいつ頃になるのかは、要確認です。

ただ、図書館から文化会館までは直線距離でも250mほどありますので、
「100mくらいのところに作る」という樋渡市長の発言とは齟齬があります。
図書館から100mくらいというと、これくらいの円内になるようです。

単に樋渡市長の距離感がおかしかっただけかもしれませんが、
文化会館以外の場所がターゲットになっている可能性も考えて
警戒しておいたほうが良いのかもしれません。
南西には武雄区公民館というのもありますね・・・。

 
■キッズライブラリー建設だけでなく、増設も考えているのかもしれない?

樋渡市長は、7/29に佐賀新聞の取材に答え、

   「拡張や別館建設も考える」

とコメントしています。

   参考: 武雄市図書館アンケート 8割強が満足/佐賀新聞ニュース

ここで少し気になるのは、「別館建設」と同時に挙げられている「拡張」です。
上記の7/28の松阪市講演での発言も、読み方によっては、
キッズライブラリー(別館)建設とは別に、武雄市図書館への増設を行うようにも読めます。
(「更にその横にこう作る。」のあたり。)

また、樋渡市長は7/1に代官山蔦谷書店で講演イベントを行っています
この講演イベントの様子は以下でまとめられていますが、
この中で、樋渡市長は以下のように発言していたようです。

   樋渡啓祐・武雄市長トークイベント@代官山蔦屋書店 2013.7.1 - Togetter

 
「隣の畑を買収して拡張することを考えている」とありますね。
確かに武雄市図書館近くには畑もあるようです。
近くにある「小鳩の家保育園」の子供達が農業体験をする「元気野菜畑」などもあるようですが、
これらの畑は大丈夫なのでしょうか。

   参考記事等:

      次世代の『自然観』を育てる : ばってんがサイト / 佐賀新聞

      「巣立ち行く、19人の君たちへ」 いつか読んでほしいメッセージ : ばってんがサイト / 佐賀新聞

      保育園の畑のお世話|みんなを幸せにする農家民宿を作りたい!百姓寅さんのブログ

      「子どもたちの元気野菜畑」の看板(夜間の写真なので少々見づらいですが右下にあります。)

小鳩の家保育園の「元気野菜畑」から武雄市図書館を望む
井上一夫氏のばってんがサイト寄稿記事より引用)

 

小鳩の家保育園の「元気野菜畑」の看板と武雄市図書館
ツイッターでご提供いただいたもの)

 
上に示した井上一夫氏のばってんがサイト寄稿記事などを見ても、
地域や子供達のことをよく考えた、大変素晴らしい取り組みであることがわかります。
買収を考えている畑というのがここのことかどうかはわかりませんが、
仮にここだとしたら、他に「保育園から歩いて数分」という好立地の代替地や、
世話をして下さる農家の方は見つかるのでしょうか。
貴重な取り組みが取りやめになってしまわないよう、慎重に考えていくべきだと思います。

畑の買収という話を、どこまで本気で考えているのかはわかりませんが、
そういう話もあるということは、武雄市民の皆様も知っておいたほうが良いと思います。

 
■キッズライブラリー建設の動機はこうではないだろうか?

  キッズライブラリーを作るという話自体は、それだけ見れば悪い話ではありません。
  特に、武雄市図書館では、改装前には存在していた読み聞かせ部屋や、
  子供専用トイレが改装によって無くされておりますし、
  なぜか絵本が子供の手が届かない書架の高い部分にディスプレイされたりしていますので、
  そういった部分の改善につながるのではないかという見方もできます。

     参考: 喪くしたものは・・・図書館児童サービスの視点から(訂正有) : みどりの緑陰日記

  ただ、キッズライブラリー建設の動機については、個人的に大きな疑問(疑惑)があります。

  まず、樋渡市長は2012/11/21の図書館総合展において、

     「高齢者層がいかにお金を使ってくれるかということを主眼におく」

  と発言していました。また、上に挙げた7/28松阪講演での発言にも、

     「先程言ったように、僕は元々もう少しちょっと上の世代のものを作って、」

  という発言が含まれていますね。流れを見ると、
  発言の途中で慌てて別の話に切り替えた感じも受けます。

  そして樋渡市長は、

     「万人に受けようと思ったらつまらない図書館しかできない」

     「自分が行きたいと思える図書館を作った」

  と言っているわけです。今回の松阪講演でも、同様のことを述べています。
  この考えは恐ろしいほど徹底しており、テレビ番組のインタビューで、

     「この図書館が嫌だったら、
      もう、他所の図書館行きゃあいいんですよ。
      いやほんとに。」

  と言い放っているほどです。

  これって、公共図書館のありかたとしてはどうなんでしょうね。
  首長が市民の意見を一切聞かずに自分の感性だけで図書館を改装し、
  「ここが嫌なら他に行け」とのたまう。
  議会を通したとはいえ、こういうのは事実上の独裁と言うんじゃないかな。
  市議会の中継動画や議事録も見ていますが、あまりにも異様ですよ。

  なお、この「嫌なら他所に行け」の発言については、以下の記事で紹介されており、
  該当発言部分の動画もあります。

     サーバ管理者日誌 シリーズ武雄市TSUTAYA図書館(22) - 武雄市図書館について頂いたメールへの返信

       ※「嫌なら他所に行け」の動画に直接飛ぶ場合はこちら

 
  樋渡市長は、今回の松阪講演で、キッズライブラリー建設の動機を

     「大人も子供もゴチャゴチャになっているので
      全体の満足度がやや落ちてきている。」

  と述べていますが、おそらくこれは樋渡市長が勝手にでっち上げた考えでしょう。

  樋渡市長が作りたかったのは、

     「代官山蔦谷書店のように、大人がゆったりとくつろげるオシャレで落ち着いた空間」

     「高齢者がお金を使ってくれる価値のある空間」

  だったわけです。
  しかし、現在の武雄市図書館は、スターバックスのすぐ奥が子供スペースになっており、
  樋渡市長自身も言っているとおり、小学生が大挙して押しかけたりもするわけです。
  また、現在でもそれなりに混雑が続いているようですから、
  「ゆったりとくつろげるオシャレで落ち着いた空間」になる時間は限られているでしょう。

  要するに、今の武雄市図書館は、樋渡市長にとって

     「自分が行きたくなる空間ではなくなってきている」

  のではないでしょうか。
  少なくとも、当初思い描いていたものとは食い違いがあるのだと思います。

  そういう思いが強くなったことと、子供スペースの改悪に関する批判があることなども踏まえ、
  「キッズライブラリーを作る」という考えが出てきたのではないかと推測しています。

  あとはCCC社にも何か思惑があるのかもしれませんね。

  形としては「現在の武雄市図書館から子供を追い出す」という表現もできるのですよね。
  キッズライブラリーというのが、具体的にどういうものになるのかはわかりませんが、
  人が武雄市図書館から回遊するような施設になりえるとはあまり思えないような・・・。

  自分も本を読みながら子育てをしたい親などにとっては、
  館が分かれることで不便になる面もあるでしょうし、難しいところです。
  全ての要望を満たすわけにはいかないというのはその通りなのでしょうが、
  「市民、特に子育てをする親がどういう施設を望むのか」という声は、
  大事に聞いて検討していかなければならないのではないかと思います。

 

■なんで改装開館からわずか4ヶ月で「別館建設」などという話が出てくるのか。

  上で述べたとおり、キッズライブラリーを作るという話自体は、
  必ずしも悪いことではなく、良い話だとも言えるかもしれません。

  しかしながら、こういうことは、もっとじっくりと町づくりを考え、
  計画的に進めていくべきことではないでしょうか?

  上でも述べたとおり、改装前の武雄市図書館は、開館からわずか12年しか経っていない
  まだ新しく綺麗な図書館であり、改装を急ぐ必要などありませんでした。
  樋渡市長は「あのタイミングでないとCCC社は来てくれなかった」などと言っていますが、
  そのCCC社でさえ、

     「4月開館というのは、2013年4月のこととは思わず、
      2014年4月のことだろうと思っていた。」

  とのことです。(樋渡市長の7/28松阪講演での発言より。)
  2012年5月に合意発表し、2012年11月から改装を始め、
  2013年4月に改装開館というのは、それだけ異様な、拙速な進め方なのです。

  また、武雄市図書館に関する情報開示請求は、複数の方が武雄市役所から
  条例違反となる処理放置をされており、出てきてもおかしな内容が出されていたり、
  後付けで処理されている内容(3月の内覧会など)もあるようです。
  色々と実際の処理が追いつかないまま開館を迎えたということがよくわかります。

  わざわざ大金をかけて改装を行ったにも関わらず、計画が拙速すぎて検討不足だったため、
  更にコストをかけて現在の図書館の構成を変え別館を建てるなどという、
  なんというか行き当たりばったりの泥縄な進め方になってしまっているわけです。

  樋渡市長は

     「とりあえずやってみて、後から修正していけば良い」

  などと言っていますが、修正にはコストもかかります。
  まともな検討を行わずに計画を進めたせいで、結局は必要以上のコストがかかることになり、
  計画自体がぽしゃったり、修正しきれず騙し騙しでやるしかなくなったというのは、
  民間でもよくある失敗例でしょう。
  樋渡市長らには、そういった危機感が足り無すぎる、いやむしろ全く無いのではないかとすら思えます。

  また、武雄市では、上で述べた

     「文化ホールと体育館を統合した多目的施設」

  だけでなく、

     「老朽化し耐震性を満たしていない市庁舎の新築」

       (耐震工事をするという案もあったが多分消えた。
        樋渡市長は窓口を廃止してアップルストアのようにしたいとか言ってる。
        潰された蘭学館も、新しい市庁舎内に作られるとされている。)

  といった事業も検討が進められています。

  武雄市は2006/3/1に隣接する北方町・山内町と合併しており、
  合併特例債を使えるのですね。(合併特例債については後述)
  武雄市図書館の改装も、2.75億円が合併特例債で賄われており、
  交付税措置によって、国が約2億円を出す形になっています。

  しかし、いくら合併特例債を使えるといっても、市の負担(市民負担)は発生しますし、
  多目的施設や市庁舎の建設で使われる金額は、図書館改装をはるかに超える金額になります。
  キッズライブラリーがどの程度の規模になるのかは不明ですが、
  とにかく、どれも一度作ったら長期的に武雄市民らが使っていく施設です。
  個々の施設の検討も含め、ここで全体的な武雄市の町づくり方針を誤ってしまえば、
  取り返しのつかない事態になりかねません。

  樋渡市長は、町づくりもトップダウンで強引に行い、

     「嫌なら他所の自治体に行けばいいんですよ」

  と言うのでしょうか。
  失敗したら、

     「大事なのは修正力」

  と言い、貴重な税金を湯水のように使い続けるのでしょうか。

  そうならないためにも、市民がしっかりと市政を監視し、
  しっかりと声を上げ、積極的に市政に参加していかないとまずいと考えています。

 
■キッズライブラリーもCCC社が手がけるのだろうか?

  7/28松阪講演での発言の流れを見ると、CCC社の企画力等について話し、
  その流れのまま、キッズライブラリー建設の話に入っています。
  考えすぎかもしれませんが、キッズライブラリーも、図書館と同様にまたCCC社ありきで
  市民の意見を全く聞かない、上から押しつけの計画になってしまうのでしょうか。

  「文化ホールと体育館を統合した多目的施設」も「市庁舎」もそうですが、
  市民から意見を聞く場を設けないまま、ある日突然イメージ図だの
  提携合意企業だのが発表され、なし崩しに随意契約されてしまうのではないか。
  樋渡市長の市政には、そういう怖さがあります。
  市政を私物化し、競争原理を排除して選択しを減らしてしまうことは、
  良い結果をもたらさないと思うのですが。

 
■真に受けるべきか、受けぬべきか

  ここまで書いておいてなんですが、キッズライブラリーについては、
  実際にどこまで具体的に検討されているのかはわかりません。
  もしかすると、単に「なんとなく考えているだけ」というレベルなのかもしれません。
  樋渡市長は、自分が講演やジャーナリストのインタビューでぶち上げた

     「100億円のベンチャーキャピタル(ファンド)」

  という施策案について、後日それについて質問した方に対して

     「あはは、真に受けてる」

  と言い放った人物です。

  意図的に「嘘・大袈裟・紛らわしい」の発言を行う人物でもありますので、
  発言を鵜呑みにしてしまうと、馬鹿を見るのはこちらです。

  しかし、だからと言って放置しておくと、武雄市図書館の改装の時のように、
  内密で事を進められた上で突然の発表が行われ、口先だけで色々とうやむやにしながら
  市民がまともに参加する機会もなく、なし崩しに計画が進められてしまう怖さがあります。

  上で書いたように、これらの話は武雄市の町づくりの根幹に関わるものであり、
  それを樋渡市長や取り巻き議員、関係業者らの「感性」だけで進められてしまっては、
  取り返しのつかない事態になりかねません。

  過程を明らかにするよう積極的に働きかけ、おかしな方向に進まないよう、
  市民の手によるしっかりした監視と、計画参加が必要だと考えています。
  これは、武雄市民の皆様にお願いするしかありません。
  「押し付けられた計画」を受け入れることが本当に良いことなのかどうか。
  それが本当に武雄市のためになるのか。
  よく考えた上で動いてみていただければ幸いです。

 
■【重要】武雄市では、8/6までパブリックコメントを募集しています。

  武雄市では、7/23~8/6までの間、

     「新市建設計画の変更に関するパブリックコメント」

  を募集しています。

     新市建設計画の変更に関するパブリックコメントを実施します - 市役所からのお知らせ

  このページにある、「新市建設計画変更に係る新旧対照表[PDF]」を見ると、

     ●計画の期間の変更

         合併後10年間の計画とします。
                 ↓
         合併後15年間の計画とします。

     ●歳入に算入される合併特例債の上限額の制限の撤廃

         上限額(173億円)の2分の1(86.5億円)を算入
                 ↓
         上限額(173億円)を算入

  などの変更がされているようです。
  よくわかりませんが、合併特例債をフルに使うつもりなのでしょうか。

  合併特例債とは、ものすごく大雑把に言うと、

     「施設の建設とかで使った金額の7割を国が出してくれるよ」

  というものです。
  私もいまいち理解できてませんので、詳細はきちんと調べて下さいね。

  これだけ聞くと「やったぜラッキー」と思われるかもしれませんが、
  3割は市の負担になるわけですので、使いすぎれば当然市の財政は悪化します。
  合併特例債があるからといって、バンバン使ってしまうのは禁物なわけですね。
  財政の健全さを維持できるよう、計画的に利用する必要があります。

  今回のキッズライブラリー建設に合併特例債が使われるのかどうかはなんとも言えませんが、
  安易な施設建設が行われないよう、しっかり見ていく必要があると思います。

  合併特例債の上限額の制限の撤廃を行った理由はよくわかりませんが、
  市民の方は今のうちから危機感をもって、
  コメントを寄せておいたほうが良いのではないかと思います。

  なお、パブリックコメントのページには新旧対照表と歳入資料くらいしかなく、
  新市建設計画の資料そのものへのリンクが存在しないのですが、
  新市建設計画の旧資料は、こちらのページに置かれているようです。

     武雄市・山内町・北方町合併協議会

  武雄市民の方々は、これらも読んだ上で、コメントを寄せてみてはいかがでしょうか。
  もうあまり時間もありませんが、施設建設ラッシュを目前に控えている状態ですので、
  この機を逃さず、真剣に考えてみることをお勧めいたします。

 
  
■武雄市図書館は高齢者が価値を感じてお金を使ってくれる施設になりえるのだろうか?

  これはおまけ的な文章ですが、個人的には、現在の武雄市図書館の
  あのような無理な内部構成では、

      「代官山蔦屋書店のように、高齢者がお金を使ってくれる価値のある空間」

  にはなりにくいだろうと思っています。

  元からそういうことを計算されて建築された建物であればともかく、
  武雄市図書館は、2000年10月に開館したばかりのまだ新しく綺麗だった図書館を、
  8億円(うち市税2.6億、国税2億)もかけて改装したものです。
  蘭学資料の常設展示館「蘭学館」を市民を騙す形でツタヤのレンタルコーナーにし、
  図書館の開架部分に従来比1.6倍もの高密度で本を押し込むために、
  不便で危険な最大高さ4.6mもある巨大書架を導入し、
  無理やりスターバックスと蔦屋書店(レンタル含む)を入れたものです。

  実際に行ったことはなく、先入観も入ってしまっているかもしれませんが、
  ストリートビューや各種レポート、資料などを見ながら色々と想像してみても、

     ●無理に色々押し込みすぎている。

     ●図書館としては危険な巨大書架などのせいで圧迫感が増している。
       スタバ周辺を除けば、まともな座席も比較的少ない。

     ●商業部分も、よく見れば中途半端な規模である。
       (地方にしてはそれなりに立派というレベルではある。)

     ●元々の建物の特徴もあって、空間が開放的過ぎる。

  というイメージになってしまい、「オシャレで落ち着いた空間」というイメージが
  あまり持てないのですよね。

     「Book&Cafeで、なんというかアクティブに本を読むのを好む層には受けるが、
      落ち着いて静かに本を読みたい層には受けにくいというか、
      なんというか開放的すぎて小部屋感が足りない?」

  と言えばいいのでしょうか。我ながらうまく表現できていませんが・・・。
  もちろんそういう空間に価値を感じる人もそれなりに多くいるとは思うのですが、
  「比較的高齢の人が価値を感じてくれるか?」というと疑問。そんな感じです。
  あの施設にお金を使う層は20代~50代くらいの人のような気がします。
  ただし、飽きずに使っていけるかどうかは課題だと思いますが。
  もちろん、あくまでも個人的な考えであり、武雄市民を始めとする皆様に
  実際にどのように受け止められているのかはわかりません。

 
※2013/8/13 1:00 追記
■「3年後には、子供向けの絵本などに特化した別館を建設する方針」という報道

  2013/8/12に、RKB Newsで以下の報道がありました。

     “TSUTAYA図書館”好調続く(動画あり)

        →記事の魚拓はこちら

        →記事内のYoutube動画はこちら

  例によって色々とデタラメな内容がそのまま報道されている情け無い報道ですが、
  その中で、

     「あまりの混雑で、サービスが低下する」として、
     3年後には、子供向けの絵本などに特化した別館を建設する方針です。

  というナレーションが入っていました。

  とりあえずキッズライブラリーの建設が報道でも取り上げられたことになりますが、
  市民の要望によるものではありませんし、議会への説明もされていません。
  このまま、また樋渡市長の押しつけで計画を進めてしまって良いのでしょうか?

  上で述べたとおり、町づくりや財政の面も含めて早い段階で市民の声を反映するためにも、
  議員への働きかけや市民同士の勉強会などを早急に行うべきではないかと思います。
  武雄市民の皆様の間で、情報共有を進めて下さいませ。

 
■最後に

  武雄市(主に樋渡市長)に関する様々な問題については、以下のサイトにまとめられています。

     佐賀県武雄市の問題について:takeoproblem

  中には些細に見える話もあるかとは思いますが、色々と見ていくと、
  行われていることのおかしさを実感していただけると思います。
  事実を直視せず、市側の発表やマスコミ報道などばかり見ていては、
  問題は見えませんし、改善もされないでしょう。
  1人でも多くの方に事実を知っていただきたいと考えています。

 

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