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2013年10月26日 (土)

10/27の神戸市長選の投票率向上運動(「TSUTAYA × Kiss FM Kobe」「センキョ割」)が怪しすぎる件

●2013/11/3 17:00追記
  神戸市長選の結果と、久本信也候補の件についての続報を追記しました。


明日、2013/10/.27(日)に、神戸市長選の投開票が行われます。
2009/10/25に行われた前回の市長選挙の投票率が31.51%で、
政令指定都市で当時ワースト記録だったということから、
投票率を上げるために色々な運動が行われているようです。

  神戸市長選挙の投票率向上プロジェクトがハンパない件 - NAVER まとめ

 
いきなり少し話が逸れますが、私はこの1年ほど武雄市問題を追っており、
武雄市の樋渡市長は非常に危険な人物だと考えています。
9月に行われた堺市長選では、事実無根のデマや誹謗中傷を垂れ流していました

そして、その樋渡市長は、神戸市長選では樫野孝人氏を応援しています。
  ・樫野孝人氏が維新の会に近いとされている候補だということ
  ・支援者を見ても樋渡市長だけでなく色々ときな臭い感じを受けること
  ・樋渡市長のような危険な人物の影響をこれ以上強めたくないこと
といった理由もあり、私は、「樫野孝人氏は要注意人物である」と考えてきました。
(ただし、他の候補者も含め、政策等には踏み込んでいません。)

 
さて、話を戻しますが、神戸市長選に絡んで行われている投票率向上運動。
「投票率の向上」を目的にしてはいますが、背後関係などを見ると

  樫野孝人候補を有利にするために関係者が動いているとしか思えない

というものがあるのですよね。

投票率が低いと強固な組織票地盤や政党推薦を持つ候補が強く、
投票率が高いとそれ以外の候補が有利になるというのはよく言われるところです。
今回の神戸市長選挙では、元副市長の久元喜造(ひさもと・きぞう)氏
自民・民主・公明の推薦を受けており、比較的優位にあるとされているようです。
樫野孝人氏は投票率を上げてそれを覆さなければならない立場ということになります。
10/26の産経ニュースにある樫野孝人氏の陣営の幹部の言葉によると、
  「支持は順調に広がっている。投票率が上がれば勝てる
とのこと。(私としては、ぶっちゃけ負けてほしいですが。)

個人的に見て色々と引っかかっているのは、以下の2つの投票率向上運動です。

  TSUTAYA×Kiss FM KOBE 神戸の新しいリーダーが決まる日だよSpecial

  センキョ割(神戸市長選挙 選挙割) 普通の選挙から→ハッピーなセンキョへ!

この記事では、それぞれの運動について述べていきます。
これら以外にも、樫野孝人氏を有利にしようとするような
不審な動きが見られるため、強く懸念しています。

なお、既にこのようなまとめもあります。
タイトルが少々煽動的でもあり、内容全てに賛同するわけではありませんが、
参考情報として紹介させていただきます。

  狡猾な買収的行為?神戸市長選、TSUTAYAの選挙キャンペーンに物議 - NAVER まとめ 

 
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■「TSUTAYA×Kiss FM KOBE 神戸の新しいリーダーが決まる日だよSpecial」について---------------------------------------------------------------------------

TSUTAYA」と、「Kiss FM Kobe(兵庫エフエム放送株式会社)」が展開するキャンペーン。
投票当日の10/27に「投票所看板を撮影した写真」か「投票済証」をツタヤに持っていくと、
10/27のみ使える「旧作CDレンタル1枚無料レンタル」のクーポンがもらえるというもの。
投票当日の10/27(日) 22:00~23:00に、Kiss FM Kobeでスペシャルコラボ番組が放送される。
この番組は同局の音楽番組「MUSIC APPLE」のスピンオフ番組で、
出演者たちが神戸の音楽文化や今後の在り方について語り合うとのこと。

  ◎神戸の新しいリーダーが決まる日だよSpecial
  ◎TSUTAYAとKiss FM KOBEが神戸市長選挙でスペシャルコラボ [Kiss PRESS]

 
なお、TSUTAYAを経営しているのは、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)社です。
Tカード・Tポイントを経営しているのもCCC社。
ここでは余談ですが、CCC社は武雄市図書館の指定管理者にもなっています。

引っかかる点についてはこちらの画像を見ていただくのが手っ取り早いでしょう。

樫野孝人氏のプロフィールにコメントをつけた画像。
ある方のツイッターから拝借いたしました。

 
見ての通り、樫野孝人氏はTSUTAYAのCCC社関連会社の取締役等を歴任し、
Kiss FM Kobe(兵庫エフエム放送株式会社)の取締役でもあったという、
両社に極めて強い関わりを持つ人物なのです。
(なお、樫野孝人氏は2013年6月の株主総会でKiss FM Kobeの取締役を退任したとのこと。)

また、CCC社の増田宗昭社長は、2009年頃には樫野孝人氏の後援会会長を務めていたようです。
現在の後援会会長は、どなたなのでしょうね。
9月末までは、樫野孝人氏の公式サイトのトップページに、
CCC社の増田宗昭社長が応援メッセージを寄せている事が掲載されていたのですが、
なぜか現在では削除されているようです。(古い情報だからかもしれませんが。)

これらを考えると、

  「TSUTAYAのCCC社と、Kiss FM Kobe(兵庫エフエム放送)は、
   樫野孝人氏を有利にするために投票率向上活動を行っているのではないか?」

という見方をしてしまうのは、ごく自然なことではないかと思います。

 
なお、詳しい事情までは調べていないのですが、Kiss FM Kobeには、
民事再生に絡む民事・刑事の訴訟トラブルもあるようです。
参考までに、前代表取締役の相田勲氏のブログを紹介しておきます。
ブログでは、樫野孝人候補への問いかけも行われています。

  相田 勲の「これが真実です」

この相田氏のブログの内容を踏まえると、

  「Kiss FM Kobeの横山剛社長は、元取締役の樫野孝人氏を神戸市長にすることで、
   相田氏が指摘しているようなKiss FM Kobeの各種問題点について、
   隠蔽または有利な取り計らいを期待しているのではないか」

という考え方もできてしまいますね。

・・・何でこんなに怪しいことばかり見つかるのでしょうね・・・。

 
------------------------------------------------------
●「CCC社による個人情報の収集」という観点からの懸念について
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「TSUTAYA×Kiss FM Kobe」のキャンペーンについては、もう1つ、

   「CCC社(TSUTAYA、Tカード)による個人情報の収集」

という観点からの懸念が示されています。

Tカードをお持ちの方は割と多いのではないかと思うのですが、

   「加盟店で買った品物の情報や申し込み情報などがCCC社に収集され、
    マーケティングやターゲット広告などに利用されている」

ということをご存知の方はどれくらいおられるでしょうか?
要するに、Tポイントに釣られて、あちこちでTカードを使って買い物やイベントへの参加、
アンケートの回答などを繰り返していくと、申し込み時に書いた住所氏名などの基本情報だけでなく、

   ◎年収 ◎家族構成 ◎行く店(訪問履歴) ◎買った(借りた)品物(購買履歴)
   ◎利用したサービス ◎行動時間帯 ◎行動履歴

など、様々な個人情報がCCC社に蓄積されていくわけですね。
そしてその蓄積されたデータから、

   ◎よく行く店 ◎よく買うもの ◎好きな食べ物 ◎興味があること ◎持病

など、様々な個人特性が分析され、利用されるわけです。
詳しい内容については、高木浩光氏のこちらの記事をご覧下さい。
CCC社に個人情報を把握されることを、気持ち悪いと感じる人もいると思います。

   高木浩光@自宅の日記 - Tポイントは本当は何をやっているのか

 
そして、今回の「TSUTAYA×Kiss FM Kobe」の投票率向上キャンペーン。
「10/27だけ利用できる旧作CD1枚レンタル無料クーポン」がもらえるわけですが、
TSUTAYAのレンタルを利用する場合は、当然Tカードの提示が必要なわけです。
つまり、CCC社は、Tカードの個人情報と無料クーポンを関連付けて

   「この人は2013/10/27に神戸市長選挙の投票に行った」

という「個人情報データ」を得ることが可能なわけです。

   「誰に投票したかが知られるわけでもないし、
    別にそんなの知られても大したことねーじゃん。
    旧作CDを1枚無料レンタルできるならラッキーじゃん。」

と思う方もいると思いますが、個人情報についての感覚は人それぞれです。
また、投票情報の収集がより広く様々な形で継続的に行われていくようになった場合

   「この人は毎回しっかりと選挙に行く人だな」
   「この人は全然選挙に行かない人なんだな」

といったこともある程度わかってくるということになります。

もちろん、情報を知られたくないならキャンペーンに参加しなければいいのですが、
「CCC社(Tカード)に個人情報を収集されているという意識を持っている人」や、
「収集される情報の取り扱いについて知っている人」は、まだまだ少ないので、

   「投票したという行動が蓄積されて利用される可能性があるということを、
    各自がしっかりと知って自覚した上で、
    キャンペーン(Tカード)を利用する必要がある。」

ということですね。

また、
  「こういう形で投票行動の情報を収集することに問題はないのか?」
という観点もあると思います。
このあたりは専門家の方々に色々な意見を伺ってみたいところです。

 
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■「センキョ割(神戸市長選挙 選挙割)」について
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神戸市内の大学生有志、及び、「株式会社スマイルズ」、「須磨勝手に観光協会」が
中心になって立ち上げた組織「神戸市長選挙 勝手に投票率向上委員会」
企画運営しているとされるキャンペーン。

  ◎神戸市長選挙 選挙割 普通の選挙から→ハッピーなセンキョへ!
  ◎神戸市長選挙 センキョ割のFacebookページ

キャンペーンの内容は、投票に行って投票所の看板や張り紙などと一緒に写真を撮り、
その写真をセンキョ割に参加している店に提示すると、店が用意したサービスを受けられるというもの。
ただし、使えるのは20歳から49歳までという年齢制限がある。

 
引っかかるのは、

  ◎樫野孝人氏の支持者である、尾崎秀則氏が中心になっている  
    (ちなみに尾崎氏は武雄市の樋渡市長のファンでもあるそうです・・・)

  ◎なぜか20歳~49歳までという年齢制限が設けられている
    (樫野孝人氏への投票が期待できるのは比較的若い年代層ですよねという話。)

という点です。

尾崎秀則氏は、「株式会社スマイルズ(SUMAiLES)」の代表取締役であり、
須磨勝手に観光協会」の運営者でもあります。
つまり、「神戸市長選挙 勝手に投票率向上委員会」の中心者は
尾崎秀則氏ということですし、本人もそう書いています。
関連ページを列挙しておきます。

  ◎尾崎秀則氏のツイッター (I_LOVE_SUMA)
  ◎尾崎秀則氏のFacebook
  ◎バーベキューソルトの株式会社スマイルズ(株式会社スマイルズ)(SUMAiLES)
  ◎須磨勝手に観光協会・須磨を西海岸化し隊 ~須磨の魅力を勝手に発信!~

  ◎センキョ割への協力を呼びかける尾崎秀則氏の2013/9/5のFacebook記事魚拓

  ◎樫野孝人氏への投票を呼びかける尾崎秀則氏の2013/10/23のプロフィール写真魚拓

尾崎秀則氏が2013/10/23にFacebookにアップした、
樫野孝人候補への投票を呼びかけるプロフィール写真
(左が樫野孝人候補、右が尾崎秀則氏)
(表示されない場合は魚拓を参照)

 
なんというか、いっそ清々しいくらいにオープンになさっておられますが、
謳い文句である「神戸市長選挙の投票率向上!」の本当の目的が、
樫野孝人氏を当選させることである
というのは、容易に推測可能というか、
ほぼぶっちゃけてらっしゃるも同然ですよね、これ。

更に言うと、上で述べたように、センキョ割には20歳~49歳という年齢制限があります。
若い世代にも自分たちが住む神戸のことを考えてほしい」という建前はありますし、
参考にしたという横浜でのセンキョ割でも20歳~35歳という年齢制限はありますが、
比較的高い年齢層は安定志向が強いといった理由もあり、
樫野孝人氏への投票が期待できるのは主に比較的若い年齢層ということになりますよね。
単に投票率を上げたいなら、年齢制限など設ける必要はないわけですし、
高齢者も含めたほうが、投票率向上効果も、地元への経済効果も高い気がします
(割引サービスなので経済的なマイナス面もあるかもしれませんが、
 トータルで見るとプラスになるんじゃないかなという漠然とした考えですが。)
いったいどういう理由で年齢制限を設けることにしたのでしょうか?
年齢制限を設けた理由は、サイトでは語られておりません。
横浜の例より年齢幅を広げた理由も特に書いてありません。気になるところです。

なお、「センキョ割の使い方」を見ると、

  「ステキな写真が撮れたらfacebookやtwitterにも是非アップして下さい~」

と書かれています。
おそらくは口コミで噂を広げ、更なる投票率アップにつなげようということなのでしょうが、
投票所の写真の写し方次第では、場所が特定され、

  「自分が住んでいるエリアが知られてしまう」

というリスク(危険性)もありますので、気をつけたほうがよろしいでしょう。

 
更に、私としては残念なことであり危険でもあると考えているのですが、
尾崎秀則氏は、武雄市の樋渡啓祐市長のファンでもあるのですよね。

私が尾崎秀則氏のことを知ったのは、樫野孝人氏と、武雄市の樋渡啓祐市長、
横須賀市の吉田雄人市長を招いて9/7に開催された「神戸を変えるシンポジウム」でした。
このシンポジウムは当初Ustream中継が予定されており、私はそれを見ようと思っていたのですが、
機材のトラブルがあったようで、結局中継は中止になりました。
それでもUstreamのソーシャルストリーム魚拓)で内容を少し実況して下さった方がおり、
それについて、私は樋渡市長についての情報提供も兼ねてツッコミを入れていました
そのツッコミを見て後からコメントをしていたのが、ilovesumaこと尾崎秀則氏だったのです。
ソーシャルストリーム魚拓)から、尾崎秀則氏の発言をピックアップして示しておきます。(古い順)

   ilovesuma ↓これらの書き込みを見るにつけ、改革をするということは、どれだけ大変かわかるな。

   ilovesuma 確かにネット時代で、県境も、国境も無い時代ではあるが、神戸を変える!という
          神戸のシンポジウムにおいて、これだけ樋渡さんの批判が書き込まれるとは....
          ますます樋渡さんが好きになった

   ilovesuma 私もまちおこしのまね事を長らくやり続ける中で、分かったのは100人いて
          100人から賞賛を受けることなんて、たぶん人命救助くらいだけだということ。

   ilovesuma 樫野さん、樋渡さん、吉田さん、非常に勉強になりました。 よしやるぞ!
          やってやるぞ!と多くの方々が決意を新たにしたのではと思います。
          ありがとうございました。

私は後になってこの尾崎秀則氏のコメントに気づいたので、3日後に

   goldenhige ↓「批判が書き込まれたから好きになった」などと言ってる場合ではなく、
          危機感を持って批判内容に目を向けたほうが良いですよ。
          講演会の戯言を信じるのは危険です。 @I_LOVE_SUMA

とコメントしておいたのですが、尾崎秀則氏の

   「たくさん批判されてるから、ますます樋渡さんが好きになった」

という感想は、この1年間武雄市問題を追って樋渡市長の暴言・脅迫・恫喝等を
多数目にしてきた私から見ると能天気な勘違いにもほどがあるわけでして、

   「このように批判内容に決して目を向けようとしない支持者が
    維新の会や樋渡市長など"改革"を掲げるとされる政治家達の周辺に
    多く見られる気がするのは何故だろう?マジで勘弁してほしい。
    彼らに本当の"改革"が出来るとは思えず、"改悪"になるのではないか。」

と、もどかしく思ったことを覚えております。

他の自治体・首長の問題や詳しい事情に踏み込む気がないというのは
仕方のないことなのかもしれませんし、私自身、神戸市長選にはあまり踏み込めていませんし、
自分の活動範囲で関わってきたもの、目にしてきたものを重視するのは当たり前ではあるのですが、
あまりにも酷い問題がまったく伝わらないというのは、やはりもどかしいものです。

センキョ割のページの説明には

  「※神戸市長選挙 センキョ割は株式会社ワカゾウさんがすでに取り組まれ
     大きな成果を上げられている「センキョ割」を
     T.T.P.(てっていてきにパクる)で作らせていただきました。

とあります。この「T.T.P.(てっていてきにパクる)」は、
武雄市の樋渡市長が講演会などで使う定番ネタでして、
このあたりからも尾崎秀則氏の樋渡市長への傾倒ぶりをうかがうことができ、
私としては、とてもゲンナリしてしまいます・・・。

 
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■幽霊候補?票削り?久本信也氏の不審な出馬について
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10/26の産経ニュースによると、今回の神戸市長選挙には、5人の方が出馬しています。

  元市議の森下裕子氏(48)
  共産党県委員の貫名ユウナ氏(61)
  前副市長の久元喜造氏(59)
  コンサルタント会社社長の樫野孝人氏(50)
  建築業の久本信也氏(58)

最も有利だとされているのが、自民・民主・公明の推薦を受けている、
元副市長の久元喜造(ひさもと きぞう)候補のようです。

気になるのが、久元喜造候補と名字の読みが同じ「ひさもと」である、久本信也候補。
立候補はしているものの、ろくに選挙活動をしておらず、選挙ポスターすら無いようです。
上に示した10/26の産経ニュースでも、他の4候補と違い、活動が全く書かれていませんし、
10/26の神戸新聞にいたっては、

  「建設業の久本信也(ひさもとしんや)氏(58)は目立った活動をしていない。」

と、はっきり書かれている始末です。

そのあたりの事情の推測については、以下のような記事やまとめがあります。

  神戸市長選挙名前まちがいにご注意ください。

  神戸市長選に立候補して体調不良な久本信也候補 - Togetter

  神戸新聞NEXT|2候補 名字の読みが同一 案分票発生で混乱? 神戸市長選

 
要するに、

  「誰かが紛らわしい名字の候補者を立候補させて、
   最も有利と言われる元副市長の久元喜造(ひさもと きぞう)候補の票を
   少しでも削ろうとしているのではないか」

という推測ができるわけですね。

そして、それによって誰が一番得をするのかというと、
やはり樫野孝人候補ではないだろうかと・・・。
推測にすぎませんが、あまりにも不自然な状況ですよねえ・・・。

 
※2013/11/3 17:00追記
(ここから↓)
  神戸市長選の結果は、以下のようになりました。

候補者名 得票数
久元 喜造 161,889
樫野 孝人 156,214
森下 やす子 53,393
貫名 ユウナ 46,692
久本 信也 26,548

 
  5675票差という僅差で久本喜造氏が当選。有効投票数は444,737票。
  政令指定都市である神戸市の市長選の供託金没収点は有効投票総数の10%ですから、
  それに満たなかった久本信也氏の供託金240万円は没収されます。
  なお、ツイッターでいただいた情報によると、久元氏か久本氏かわからない按分票は223票だったとのこと。
  つまり、紛らわしい書き方をした人は少なく、6%の投票者が
  久本信也氏を明示する形で投票したことになりますが、
  おそらく久元喜蔵氏と間違えて投票した方も多かったことでしょう。
  何もしなかった久本信也候補が有効投票数の6%にも相当する
  26548票を集めたというのは、極めて異常なことだと言えます。

  なお、その後、久本信也氏の件について調査をなさった方がおられます。
  以下の記事をご参照ください。

    神戸市長選、久本信也候補について判明した事実関係

    神戸市長選挙立候補届出書類

    神戸市議上原みなみさんからお電話いただきました。(ひさもと騒動顛末)

  現段階では、

    「どの立候補者とも関係なく、久本信也氏をかつぎ出した
     "後援会長"が、今回の怪しい動きを仕掛けていた。」

  ということになるようです。
  その正体もはっきりしているようですが、目的などは明らかにされていません。
  立候補や政治活動の自由は否定しませんが、今回の動きはあまりにも異常ですから、
  マスコミ各社がしっかりと追及し、詳細な情報を明らかにしてくれることを願いたいものです。

  参考として、選挙公報の画像も置いておきます。(表示されない場合は魚拓を参照)

(2013/11/3 17:00追記 ここまで↑)

 
---------------------------------------------------------------------------
■総括
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上に上げた2つの投票率向上運動、紛らわしい立候補者による票削り(推測)は、
確かにどれも樫野孝人氏への投票を促しているわけではありませんし、
樫野孝人氏だけが有利になると言い切るのは難しいかもしれません。
公職選挙法には違反しないのかもしれません。(要検証)
実際に投票率を上げる効果もあるでしょう。

しかしながら、ここまで不審な状況が積み重なってしまうと、
やはり私としては、樫野孝人氏への警戒ランクを上げざるを得ません。
支援者が、グレーというか抜け穴的な手法で、なりふり構わず
樫野孝人氏を応援しているように思えて仕方ありません。

少なくとも、私個人としては、やはり樫野孝人氏への投票はお勧めできません。

私自身は、政策面までは踏み込めておりませんし、神戸市民でもありませんので、
後は神戸市民の皆様の判断にお任せするしかありません。
掲げている政策は本当に現実的なものなのか。
改革に見せかけただけの改悪ではないのか。
口先だけの我田引水の詭弁を多用しているだけではないのか。
世間からは「改革派」と目されているらしい武雄市の樋渡啓祐市長の、
あまりにも酷い実態をこの1年間目にしてきた身としては、心配でなりません。

樋渡市長のように、

  「なんで市民の声を聞かなきゃいけないんだ

  「財政規模が200億だから1億投資失敗しても必ず取り返せる

  「実験を許す、その度量っていうかね、もし失敗すれば、
   まあまた次に取り返せばいいじゃんっていうような、
   やっぱ市民性をもってほしいって。

  「嫌なら他所へ行け

などと放言し、暴言・脅迫・恫喝を繰り返し事実無根のデマを垂れ流すような
最悪の本質を持つ首長を選んでしまわぬよう、
神戸市民の方々には慎重な判断をしていただき、
神戸市の未来が良きものになるような首長を選んでいただきたいと願っております。

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コメント

橋下徹と創価学会の弁護士に偽装裁判でだまされた。創価学会系の企業ではないかと推測されるが、詐欺を実行したのは公明党国会議員の東京不二法律事務所の仲隆弁護士、実行犯が重なる。

投稿: 臼井芳雄 | 2013年10月28日 (月) 09時11分

この問題は、本当に今後の行われる公職選挙において、議論や何らかの対応が総務省においておこなれないといけない問題だと思いますね。
同時に多数の候補者が出る議員選挙では、やむえないケースも多数あるでしょうけど、これだけあからさまな、ポスターも無い、運動もしない、立候補しっぱなしの立候補者が本当に首長選挙の立候補者たり得るのかと言う事を含めて、届出制立候補受付の際の、審査などをもう少し要件を見直すとか、審査の厳格化を計るとかの必要があるのでは無いかと思いますね。
そして、選挙割りや今回のように特定の候補者に有利になるような可能性のあるあやかり商法には各選挙管理委員会も厳しい監視を行うべきだと思います。

投稿: インターネット汚染地帯 | 2013年10月29日 (火) 12時37分

まぁ一方では
出口調査で「支援団体からの投票」が投票理由1位になっちゃうような
「投票率が上がると困る」人がいたのも当然なわけで。
神戸市役所職員がバッチつけたまま応援に立ってたりねぇ。
明確な違反ですよ?

橋下アレルギーで、それを利用した煽りに乗っかってばかりだと
馬鹿を見ますよ。

なんにせよこれから4年の久元市政に期待しましょう。
ばっちりよい市政を行えば4年後樫野が再挑戦してきても
簡単に撥ね退けられるでしょう。
その自信がないから必死にネガティブキャンペーンしなきゃならんのですよ。

投稿: | 2013年10月31日 (木) 12時36分

公務員の政治活動は違反とか、未だにおっしゃる方もあるのですね。
どこまで許されているのか、ちゃんと勉強いたしましょう。

投稿: | 2013年11月 1日 (金) 10時57分

少なくとも候補関係者・関係会社の関与については何らかの議論が望ましいところですね。
久元きぞう氏が当選しましたが、別にだから安心だなどとは全く思っておらず、
今後も4年間しっかりと市政を監視することが必要ですし、首長に投げっぱなしじゃ駄目ですよね。
全ての政策に賛同して投票する人などほとんどいません。だからこそ市民の声を上げていくことが重要です。
そういう意味では今回樫野候補を支援した方々についても、どんどん声を上げていってもらいたいです。

公務員の政治行為の制限は、なかなかややこしいですね。
  政治的行為 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BF%E6%B2%BB%E7%9A%84%E8%A1%8C%E7%82%BA

投稿: 金の髭 | 2013年11月 3日 (日) 01時56分

神戸志民党 という政党を結党されたようです。
ほんと止めて欲しいです。

投稿: 任意 | 2014年2月23日 (日) 16時54分

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