武雄市が東京モノレールに出している「用地取得費 実質0円」の広告について
武雄市が東京モノレールに出しているという企業誘致広告。
羽田空港へ向かうモノレールの中は自治体の企業誘致博覧会のよう。施策はもちろんアピールの手法が比較できる。高速道、空港、そんな写真の中、目を引くのはシンプル。どこかなーと思ったら、樋渡 @hiwa1118 さんの武雄。 pic.twitter.com/nzQhh2Phfh
— 川崎 アツシ (@demezo) November 5, 2013
@sakichan @hatunknown @HiromitsuTakagi これ、ちなみに左隣はこんな広告なんです。面白い並びです。 pic.twitter.com/je1E0qTB5J
— Waterloo (@waterloo2k) November 5, 2013
「空間除菌ブロッカー」の広告と並んでいるのが面白いという理由については、こちらを参照。
武雄市長が絶賛する「ウイルス除菌用品」 - Togetter
自治体や首長がよくこんな怪しいもんを勧めれるもんだなという話ですね。
武雄市界隈ではEM菌や酵素ジュースなど、怪しいものを持て囃す動きがちょくちょく見られ、
そのあたりも心配しているところではあります・・・。
いきなり話が逸れたので、企業誘致広告の話に戻します。
2011年10月頃~2012年9月末頃までは、「1坪3万円台!」という広告が出されており、
「実質0円」のタイプになったのは、その後のようです。
2012年12月2日には「実質0円」の広告が確認されています。
さて、「実質0円」の広告本文はこうなっています。
一面フラット 工業用地 18ha
用地取得費 実質0円
インターから2分
締切迫る!!
パートナー企業募集中
佐賀県武雄市 企業立地課
TEL 0954-23-9210
なんかシンプルすぎるというか、電話番号だけでURLやメールアドレスすら
掲載されていなかったりするのも気になるところですが、今回の記事では、この広告の
「用地取得費 実質0円」
「締切迫る」
について、少し調べてみました。
まず、この誘致広告は、武雄北方インター工業団地のものです。
関連ページを以下に示します。
武雄市の工業用地 | 事業者向け情報 | 佐賀県武雄市 (工業団地一覧)
武雄市の工業用地 | 事業者向け情報 | 佐賀県武雄市 (誘致補助について)
武雄北方インター工業団地に関する簡易年表は以下の通り。
年月日 | 内容 |
---|---|
2010年5月 | 造成開始。 |
2011年7月1日 | 「武雄市武雄北方インター工業団地等企業誘致条例」を施行。 一括取得時に最大6億円の用地取得補助金等。 (佐賀新聞2011/6/4記事) |
2011年10月3日 | 竣工。分譲開始。(佐賀新聞2011/10/4記事) |
2013年3月28日 | 「武雄市武雄北方インター工業団地等企業誘致条例」の改正。 当初2013(平成25)年3月31日までとしていた用地取得補助金の期限を 2015(平成27)年3月31日までに延長。 |
2013年3月31日 | 武雄市の用地取得補助金の当初の期限日。 (上記の通り2015(平成27)年3月31日までに延長された) |
2013年10月3日 | 「コスモス薬品」と進出協定を締結。 物流センター建設のため、約29,700平米を分譲。 武雄北方インター工業団地への進出第一号。 2015年4月から稼動予定で約150人の新規地元雇用を見込む。 (佐賀新聞2013/10/4記事) (西日本新聞2013/10/9記事) |
まず、広告にある「締切迫る!」についてですが、
「実質0円」の広告が2012年末から出されていたことを考えると、
当初は2013年3月31日までとされていた、
武雄市の用地取得補助金の期限を指していたものと思われます。
その後、期限は2015年3月31日までに延長されていますので、
少なくとも用地取得費については、現在は特に何かの締め切りが
迫っているというわけではないようです。
(無論、あと1年半を切っているのも事実ですので、
あまり時間があるとは言えませんし、早く決まるに越したことはないのですが。)
次に「用地取得費 実質0円」について。
武雄北方インター工業団地の工業用地の有効面積は約17.6ha(ヘクタール)。
武雄市は、「武雄市武雄北方インター工業団地等企業誘致条例」で、
以下のような用地取得補助金を交付するとしています。
条件 | 用地取得 補助金の 金額 |
備考 |
取得した場合 |
2013/10/3のコスモス薬品への 一部分譲に伴い、条件不成立に。 |
|
10ha以上を 取得した場合 |
3億円 | |
5ha以上10ha未満を 取得した場合 |
1億円 |
このうち、「工業用地の全部を取得した場合」の6億円については、
2013/10/3にコスモス薬品に一部を分譲したことで、条件不成立となっています。
武雄市HPによると、残っている分譲面積は、約14.1haとのこと。
17.6haのうち約3haが売れたので残りは14.6haかと思ったのですが、
奥にあるコスモス薬品の敷地につながる団地内道路を敷設しなければならないため、
その道路の面積を差し引いて、残りが14.1haになるということなのでしょう。
また、それに伴い、2.3haと11.8haの2つの区画に分かれる形になるようです。
残りの14.1ha(14100平米)を一括取得すると考えた場合、分譲価格は以下のようになります。
13,900(円/平米) × 141000(平米) = 19億5990万円
ただ、上記のとおり、現在では武雄市の用地取得補助金6億円は条件不成立になっています。
10ha以上という条件は満たせるので武雄市からの用地取得補助金が3億円出るとして、
残りは16億5990万円ですね。残りはどこから出るのでしょうか。
6億円の用地取得補助金が出なくなった現在でも「実質0円」は有効なのでしょうか。
そこで、「用地取得費 実質0円」の計算方法の詳細と、
「実質0円」が現在でも成立するのかという点について、
武雄市役所 営業部 企業立地課 営業係にメールで問い合わせてみました。
(公式ホームページの情報が全然更新されておらず酷い状態だったので
その改善提案も兼ねて。メールの内容は記事末尾に示しています。)
武雄市役所 企業立地課からの回答によると、
「武雄市の用地取得補助金に加え、佐賀県の立地促進奨励金が交付されるので、
現在でも「実質0円」は成立する」
とのこと。
そこで今度は佐賀県の立地促進奨励金について調査。
これらのページや条例は見つかったのですが、詳細な情報は古いものしか見当たらなかったため、
佐賀県 農林水産商工本部 企業立地課 企業誘致担当に問い合わせたところ、
新しく詳細な資料を頂くことができました。
以下は、その資料から立地促進奨励金の部分だけを抜粋した画像です。
佐賀県の立地促進奨励金について (2013/11/12に佐賀県企業立地課から頂いた資料より) (クリックで別窓で拡大) |
最大50億円も出るのですね。なかなか気合いが入っているようです。
なお、この「立地促進奨励金」は、「企業立地補助金(立地促進奨励金+雇用促進奨励金)」の
一部なのですが、「企業立地補助金」は、「企業立地促進条例に基づく課税免除」との選択性となっており、
どちらかを選ぶことになるそうです。
さて、「立地促進奨励金」の計算ですが、武雄市は特区指定されておりますので、
「工業団地等立地加算」
「特区加算」
は、加算されるはずですね。
あとは「重点誘致産業等立地加算」や、大規模誘致の特例にあてはまるかどうか、
「工場」「試験研究施設」の区分といった点も踏まえて、
「武雄北方インター工業団地の残り14.1haの購入で、
佐賀県から16億5990万円の立地促進奨励金が交付され、
武雄市の用地取得補助金3億円とあわせて
用地取得費が実質0円になるケース」
を考えてみると、以下の表のようになるのではないかと思います。
※注意
細かい条件は省いておりますし、間違っている可能性もあるので、
詳細はご自分でしっかり確認してみて下さい。
条件1 | 条件2 | 条件3 | 「用地取得費 実質0円」を 満たすための最低投資額 |
試験研究施設 | 重点誘致産業の場合 (投資額の36%) |
・立地決定日から 2年以内に操業開始 ・新規地元雇用者数 10人以上 |
46億1083万円 |
外資系企業の場合 (投資額の24%) |
・立地決定日から 2年以内に操業開始 ・新規地元雇用者数 10人以上 |
69億1625万円 | |
大規模(50億円かつ 50人以上)の場合 (投資額の24%) |
・立地決定日から 2年以内に操業開始 ・新規地元雇用者数 50人以上 |
69億1625万円 | |
上記以外の場合 (投資額の12%) |
・立地決定日から 2年以内に操業開始 ・新規地元雇用者数 10人以上 |
138億3250万円 | |
工場 | - (投資額の6%) |
・立地決定日から 2年以内に操業開始 ・新規地元雇用者数 100人以上 |
276億6500万円 |
これはあくまでも、武雄北方インター工業団地の残りの14.1ha全てを取得した場合について
「用地取得費 実質0円」が成り立つケースを計算してみただけですので、
購入面積が変われば当然計算も変わってきます。
用地取得費以外にも、雇用奨励金や税の優遇、各種補助金などの措置もありますし、
詳細については、別途しっかりとご確認願います。
武雄北方インター工業団地の事業費は、「新工業団地整備事業特別会計」として扱われており、
武雄市HPで公開されている「平成23年度財政状況資料集(PDF)」を見ると、
「新工業団地整備事業特別会計」の企業債(地方債)残高は、23億5800万円。
武雄市の宮本栄八市議が発行なさっている「栄八通信」の平成25年10月号(PDF)によると、
「着工から5年目にあたる平成27年3月には1回目の返済期限を迎える」とのこと。
コスモス薬品への約3haの売却により約4億円が入ったことになりますが、
それでも債務残高は20億円ほどありますし、コスモス薬品が150人ほどの新規地元雇用を
見込んでいるとのことなので、雇用奨励金50万×150人=7500万円などの支出も必要なのかな?
景気などを考えると、なかなか厳しい状況ではあると思いますが、
万一売れなかった場合は武雄市民や佐賀県民の負担になってしまいますので、
なるべく早く契約が決まると良いなと思っています。
もっとも、樋渡市長は、
「ある東芝社員が自分を批判している」
※注・・・元々は樋渡市長が日本ではサービス展開していない
「Spotify」という音楽サービスを利用してブログに書いた際に、
違法性や規約違反を指摘しただけであり、市長がそれを逆恨みしているだけ。
※参考
佐賀県武雄市樋渡市長と東芝 - Togetter
佐賀県武雄市樋渡市長と東芝 2nd Season - Togetter
と言って東芝の不買宣言をしたり、その社員の方に圧力をかけたりしていますので、
「そういう輩が武雄市の市長をやっている」
「樋渡市長自身が企業誘致の可能性を狭めている」
というリスクもあるのですけどね・・・。
まあ色々な人脈もあるようですが、あの市長に釣られて来る企業がいたとして、
その企業って本当に大丈夫なんだろうかと不安にもなります。
なにせ「CCCと癒着してます。でもオープンな関係です。」「明るい癒着」などと公言してますから・・・。
付き合いのある松阪市の山中光茂市長の「明るい癒着」(これもどうかと思う)をパクったのでしょうが、
このような姿勢は危険と隣り合わせですし、説明責任も全く果たしておりませんし、
実際に組んでいる相手や出した結果がろくでもないのは、これまでに述べてきたとおりです。
沢辺均氏の朝日新聞記事(武雄市図書館の試み)についてのコメント
「satisfaction guaranteed」の「ブランド捏造」と、それに加担する国や武雄市などの自治体
武雄市の今後のためにも、樋渡市長には来年4月の選挙で落選していただきたいものです。
以下は武雄市役所 企業立地課とやり取りしたメールの内容です。
武雄市公式HPの情報が古いままで全然更新されていなかったため、
見るに見かねて質問だけでなく改善提言も含めて送りました。
10月に決まったコスモス薬品の分譲の件どころか、
3月に決まった用地取得補助金の期限延長すら反映していないのは
あまりにもやる気が無さ過ぎると思いましたので。
調べて気づきましたが佐賀県の優遇措置について書いている武雄市のページも
投資額の条件や上限額が間違っているので連絡しないと駄目ですね・・・。
送った提言については、少しずつ反映はされているようですが、
もっとしっかり正確にまとまったページを作っておかないと、
売る意欲を疑われてしまうのではないかと思います。
もっともこれは武雄市だけに限らず佐賀県内の他の自治体も
似たり寄ったりなところではあるのですが・・・。
2013年11月7日送信
武雄市役所への提言と質問
武雄市役所 営業部 企業立地課 営業係 ご担当者様
●●と申します。
武雄北方インター工業団地について、いくつかの提言と質問があり、
メールを送らせて頂きました。
「■提言」については内容を見て対応をご検討いただければ、それで結構です。
ただ、早めに何らかの対応をしないと色々と問題があるのではないかと思います。
また、下のほうに「■質問」を示しております。
大変おそれいりますが、そちらへのご回答をいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
■提言
●提言1
◎『武雄市の工業用地 | 事業者向け情報』について
http://www.city.takeo.lg.jp/sangyo/kougyou_youchi.html
◎1-1.
このページに、武雄北方インター工業団地の詳細資料のPDFがありますが、
それを見ると
「用地取得補助金最大6億円あり!
※平成25年3月までの期限付き」
と記載されています。
10/3にコスモス薬品への分譲を行ったことで、既に6億円の補助は
無くなり、最大金額は3億円になったのではないでしょうか。
また、期限も3月議会で平成27年3月までに延長されておりますから、
速やかに反映すべきだと考えます。
◎1-2.
10/3にコスモス薬品に3haを分譲しておりますから、
それも何らかの形で反映しておくべきだと考えます。
●提言2
◎『武雄市の工業用地 | 事業者向け情報』について
http://www.city.takeo.lg.jp/sangyo/kigyourichi/index.html
◎2-1.
このページに誘致条例のPDFがありますが、それを見ると
用地取得補助金の期限が
「平成25年3月31日まで」
となっており、3月議会での改正が反映されておりません。
速やかに反映すべきだと考えます。
◎2-2.
10/3にコスモス薬品に3haを分譲しておりますから、
それも何らかの形で反映しておくべきだと考えます。
◎2-3.
関連リンクとして佐賀県ホームページへのリンクがありますが、
リンク切れとなっております。正しいURLはこちらではないでしょうか。
http://www.pref.saga.lg.jp/web/shigoto/_1160/kigyouricchiguide/kigyouricchi-yuguu.html
●提言3
◎『佐賀県:武雄北方インター工業団地』について (佐賀県公式HP)
http://www.pref.saga.lg.jp/web/shigoto/_1160/kigyouricchiguide/danti-syoukai/_54058.html
◎3-1.
分譲済み面積が「0.3ha」となっておりますが、正しくは「3ha」です。
訂正を依頼すべきだと考えます。
◎3-2.
分譲価格が
「13,294円/平方メートル(43,947円/坪)」
となっており、武雄市公式HPの
「13,900円/平方メートル(45,700円/坪)」
という情報と齟齬があります。
正しい情報に統一すべきだと考えます。
◎3-3.
地質・地盤の情報が掲載されていますが、
武雄市公式HPにはその情報がありません。
公開する情報はできるだけ一致させておくべきだと考えます。
◎3-4.
用地取得補助金が最大6億円となっていますが、
10/3にコスモス薬品への分譲が決まったことで一括取得は不可能になり、
最大金額は「10ha以上を取得した場合」の「3億円」になったと
思われますので訂正を依頼すべきだと考えます。
◎3-5.
全体的に、佐賀県HPと武雄市HPとで公表している情報の内容は、
なるべく一致させ、最新情報にしておくべきだと考えます。
更新の遅れや情報の齟齬は、それだけで企業の不信を買い、
機会損失につながってしまうものです。
内容の充実とあわせ、しっかりと対応していくべきだと思います。
●提言4
◎東京モノレールに出稿している「用地取得費 実質0円」の広告について
https://twitter.com/demezo/status/397514374971023360
◎4-1.
下で質問させていただきますが、「実質0円」が現在でも成り立つのかどうか確認し、
成り立たなくなっているのであれば広告の差し替えを行うべきだと考えます。
◎4-2.
広告には電話番号しか入っていませんが、
特設ページを作ってそのURLを示したり、
メールアドレスもあわせて示したり、
QRコードなどでそれらにアクセスしやすくするような工夫もしたほうが
良いのではないかと思います。
さすがにこのご時世に電話番号だけというのはいかがなものかと。
また、最低でも地図で武雄市のおおよその場所を示さないと
立地イメージが湧きにくく、誘致につながりにくい気がします。
●提言5
全体的に情報の更新がまったくされておらず、
武雄市公式HPも広告も、情報を伝えようとする努力や、
北方工業団地を分譲する意欲がほとんど見られないと感じました。
しっかりとした案内ページを作り、最新情報をしっかり公開しておくべきではないでしょうか。
■質問
●質問1
東京モノレールで掲示されている誘致広告では、
「用地取得費 実質0円」が謳われております。
https://twitter.com/demezo/status/397514374971023360
この「実質0円」は、何らかのモデルケースを想定して
計算しているものだと思われますが、「用地取得費 実質0円」が成り立つ
具体的なモデルケースと積算根拠の詳細を教えていただけないでしょうか。
●質問2
武雄北方インター工業団地の用地取得補助金は、
「工業団地全てを一括取得したら6億円」
という条件となっていましたが、10/3にコスモス薬品への
3haの分譲が行われたことにより、一括取得は不可能になったため、
6億円の用地取得補助金は無くなり、最大金額は
「10ha以上を取得した場合に3億円」
ということになったと考えてよろしいでしょうか?
●質問3
「用地取得費 実質0円」は、現在でも成り立つのでしょうか?
それともコスモス薬品が入ったことで、
既に成り立つ余地は無くなってしまったのでしょうか?
提言と質問は以上となります。
お忙しいところ大変恐縮ですが、質問への回答をお願いいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。
2013年11月8日受信
武雄市役所からの回答
●● 様
お世話になっております。このたびはご提言とご質問ありがとう
ございました。
以下にご質問の回答を致します。
●質問1
東京モノレールで掲示されている誘致広告では、
「用地取得費 実質0円」が謳われております。
https://twitter.com/demezo/status/397514374971023360
この「実質0円」は、何らかのモデルケースを想定して
計算しているものだと思われますが、「用地取得費 実質0円」
が成り立つ具体的なモデルケースと積算根拠の詳細を教えてい
ただけないでしょうか。
○ご回答1
同工業団地面積約17.6ha(176,000㎡)
用地取得費
13,900円/㎡×176,000㎡=2,446,400,000円
(概算24億5千万円)
佐賀県立地促進奨励金…最大30億円
武雄市用地取得補助金…全部取得6億円
従いまして上記30億円+6億円で用地取得費概算24億5千万円を
カバー出来るもので「用地取得費実質0円」としております。
但し、実質取得費以上をお支払するものではございません。
●質問2
武雄北方インター工業団地の用地取得補助金は、「工業団地全
てを一括取得したら6億円」という条件となっていましたが、
10/3にコスモス薬品への3haの分譲が行われたことにより、一括
取得は不可能になったため、6億円の用地取得補助金は無くなり
最大金額は「10ha以上を取得した場合に3億円」ということになっ
たと考えてよろしいでしょうか?
○ご回答2
ご質問のご認識通りです。
●質問3
「用地取得費 実質0円」は、現在でも成り立つのでしょうか?
それともコスモス薬品が入ったことで、既に成り立つ余地は無
くなってしまったのでしょうか?
○ご回答3
コスモス薬品様ご購入後、同工業団地残地約14.6ha(146,000㎡)
用地取得費
13,900円/㎡×146,000㎡=2,029,400,000円
(概算20億3千万円)
佐賀県立地促進奨励金…最大30億円
武雄市用地取得補助金…10ha以上取得3億円
従いまして上記30億円+3億円で用地取得費概算20億3千万を
カバー出来るもので、現在でも成立します。
ご回答は以上となります。
ご提言内容につきましてもありがたく頂戴致します。
尚、佐賀県に関する内容は県担当者に伝えております。
今後は改善に努めて参ります。
このたびは、誠にありがとうございました。
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