2012/8/299/5実施 佐賀県武雄市 「図書館・歴史資料館に関する市民アンケート」の独自集計結果

以下の武雄市Facebookページの記事で発表されている(いた)アンケート結果を、私個人が独自にまとめたものです。
このアンケートの回答用紙のスキャン画像はこちらでご覧いただけます。

  ●武雄市役所によるアンケート結果発表(Facebook

     記事1.【図書館・歴史資料館に関するアンケートの結果について】(2012/9/13作成、9/19更新)

     記事2.【「図書館・歴史資料館に関する市民アンケート」の公表について】2012/9/28

     記事3.【図書館・歴史資料館に関する市民アンケートの集計結果について】(2012/10/17

     ※アンケートの回答や自由記述欄の意見の扱いについての樋渡啓祐市長の約束
       樋渡啓祐市長は、9/13の市議会における松尾陽輔議員への回答の中22:35~)で、
       以下のように述べています。(抜粋・要約)

           「集まった回答はインターネットに全部出す」

           「自由記述欄に寄せられた意見が多かったのは嬉しかった。
            反対意見の中でも非常にシビアないい意見があるので、しっかり承る必要がある。
            回答用紙の右下を空けたのは、ここに赤で、これはできる、これは無理、これは別案でといった
            丁寧な回答をしていきたいと思ってのこと。時間は必要なのですぐには無理かもしれないが
            公表して回答していくことで、共有性と双方向性を明らかにしていきたいと考えている。


Video streaming by Ustream

     ※アンケートの回答の公表に関する武雄市の動き
       記事1では、9/139/16の期間だけ、
           「自由記述欄に記述のあった回答用紙325件をそのままスキャンしたPDFファイル」
       も公開されていたのですが、
            1.そのうち1枚に回答者の実名が入っていた
            2.それとは別に個人が特定されたという市民からの苦情が2件入った
       という問題が発覚、発生したため、武雄市は9/18にミスを謝罪して公開を取りやめました。
       それにも関わらず武雄市役所はその直後の9/22「実名だけ消して9月末までに1120件全てを公開する」
       発表していました。「筆跡による個人特定を危惧する人は申し出てくれればテキスト化する」とも言っていましたが、
       匿名アンケートなのに申し出るというのもおかしな話であり、公表予定の9月末まで時間がなく、
       事実上回答者への周知が無理なことなど、色々な問題がありました。
       また、これは9/22の佐賀新聞で発表されたのみで、それ以外の告知は一切ありませんでした。
       これについては「回答用紙をそのまま無断でネット公開するのは色々問題がある」という私からの抗議などもあったため、
       結局のところ9/28に公開中止となりました。(記事2参照)
       その後記事3で追加の集計結果が発表されたのですが、自由記述欄の意見には全く触れられておらず、
       意見が公表されるのかどうかすらわからない状態が続きました。
       Facebookでの質問コメントにも返信される気配がなかったため、10/26に武雄市役所 文化・学習課に電話で確認したところ
           「現時点では自由記述欄の内容を公開する予定はない」
       という回答がなされました。
       その後10/30に「適切にテキスト化して公開して欲しいという要望メールも送ったのですが、何も反応がありません。

 
ご覧のとおり、市議会で約束されていたにも関わらず、自由記述欄の意見の公開・共有・回答が中止されてしまっています。
私としては、まるで自分の抗議が原因で情報公開が中止されたかのような不本意な状況になっています
武雄市役所および樋渡啓祐市長は、ただでさえ新図書館構想に関する情報をほとんど発表しておらず
今回の件で更に情報の隠蔽が進むという状況は私には耐え難いのです

本来であれば第三者がデータをまとめて公開する必要などないはずなのですが、やらざるをえない状況でした。
幸い私の手元には、記事1で公開されていた「自由記述欄に回答のあった325件分の回答用紙をスキャンしたPDFファイル」がありましたので、
その内容を私自身の手でデータ化いたしました。回答内容については極力そのままになるよう細心の注意を払いましたが、
プライバシー面などの配慮も必要なため、そういった部分は私の判断で処理を行っています。詳細は各ページの説明をご覧下さい。

元々は、自由記述欄のデータだけを公開するつもりでしたが、武雄市の発表方法があまりにも手抜き仕事すぎるため、
それを補完する意味で、他の回答についても武雄市の発表データをもとに集計結果をグラフ化するなどしています。
(私もこういうまとめは非常に苦手なので雑な仕事ですが、まあグラフ化してるだけマシということで・・・)

※注意
   データはまだ私のほうでも処理などを考えているところなので、随時更新していく予定です。
   とりあえず出しておくという形のデータには【暫定】とつけておきます。

アンケート集計結果

回答者の属性統計(性別・年代・居住地域)

Q1.あなたは今回の新図書館構想をどう思いますか。

Q2.来年度から取り組まれる図書館の機能充実で、期待するものは次のどれですか。(複数回答可)

Q3.来年度から取り組まれる図書館のこれまでにない新しいサービスで、期待するものは次のどれですか。(複数回答可)

Q4.あなたは、図書館・歴史資料館の企画展によく行かれますか。

Q5.あなたは、蘭学館(常設展)によく行かれますか。

Q6.図書館・歴史資料館についてお気づきのことがありましたら自由にご記入ください。(自由記述欄)

    自由記述欄の内容(回答者別リスト)【201211070800暫定】

    自由記述欄の内容(分類リスト)【201211070800暫定(大雑把に分類しただけ)

その他(検討中)



武雄市役所および樋渡市長への要望

  約束どおり、武雄市役所の手でアンケート結果を適切な形で統計処理・テキスト化して公表し、
  それに対する回答をなるべく早くオープンに進めていって下さるよう要望いたします。
  また、出せる情報はなるべく早く出し、まとめページを作るなどして、市民に積極的に説明していかれるよう望みます。





武雄市の新図書館構想に対する私のスタンスや意見等

  ●新図書館構想が示す図書館像は、少なくとも私個人が望むようなものとは全く異なっていますし、このアンケートの
    自由記述欄に寄せられた多くの意見や各種情報を見た感じ、「多くの市民は色々不満を持つことになるのではないか」と考えています。
    無論実際にやってみないとわからないというところはありますし、そもそもまともな情報が出てないのでよくわかりませんが。

  ●ただ、私自身は武雄市民ではないですし、新図書館構想自体を止めるまで抗議を続けるとか
    そんなことまでは全く考えていません。アンケートの件以外にどこまで踏み込むのかも決めていません。

  ●しかし図書館関連の問題については、上にも述べた点も含め、武雄市民にまともな情報公開がなされていないと考えています。
    樋渡市長はある程度まとまった情報を少しずつ報道発表し、新図書館構想に注目を集めようとしているように思えます。
    その分、市民への情報公開が遅れますし、報道発表しかしないので、市のHPでまとめて公開し市民に説明するという考えもないようです。
    なんせ5月の発表で使われ報道メディアなどにも渡された新図書館のパース図(イメージ図)すら武雄市公式HPにはまともに見当たりません。

  ●したがって、情報公開を求める動きにはなるべく協力していきたいし注視していきたいなと思っています。
    ただ、私個人として行うのは、気づいた点について意見を述べるとか、
    気が向いたら今回のように情報をまとめていくことくらいだと思います。

  ●もっと言うなら、おそらく20134月に開館予定の新図書館では諸々の問題が発生していくと思ってますので、
    懸念される点についてはなるべく早い段階で意見として武雄市役所や樋渡市長に伝えておき、
    後日問題が発生した時に市民の方が「それって最初っから懸念されてたよね?なんで対策しなかったの?」と言えるような
    色々な事実というか材料を積み上げていければなと思っています。
    (まあ私程度が出す意見なんて他の誰かが既に言ってることばかりだと思いますが。
     また、実際に伝えるかどうかも現時点では決めていませんし、やるにしてもどこまでやるやら。)

  ●「将来問題が起きること前提かよ!」と思う方々は、早いうちに行動に出てくれると嬉しいなって。

  ●樋渡市長は「勉強会等に読んでくれれば行く」と言ってるようなので、情報や交渉が必要なのであれば
    質問したい項目や論点をまとめた上で事前に通知して、勉強会なりを開くのがよいのだろうか。

  ●武雄市役所と樋渡啓祐市長については、これまで送った意見等がほぼ完全に無視されており
    まともな反応をいただいたことがないという状態なので、深く失望しています。



いくつかの情報 

  ●武雄市の公式ホームページ等には、いまだに新図書館構想についてまとめたページがありません。

  ●2012/11/12013/3/31の5ヶ月間の休館について、武雄市Facebookでは一度も告知されていません。
    5ヶ月間休館することは8/22の報道で判明していましたが、武雄市図書館のHPでは10/5になってようやく告知開始、
    武雄市の公式HPでは既に休館に入った11/5になってようやく休館案内の記事ができました。
    これほどの長期休館なのですから、何度も繰り返し告知して周知を図ったほうが良かったのではないかと思うのですが。

  ●武雄市の図書館運営の年間費用は1億5千万円弱で、少し前までは1億3千万円弱だったようです。
    今回の新図書館構想では、武雄市が4億5千万円の予算を計上、更に指定管理者となるCCCが3億円を投じるので、
    合計で7億5千万円の費用がかかるそうです。
    (来年度の運営費用が含まれているのかどうかはちょっとまだ自分で調べられてないです。すみません。)

  ●樋渡啓祐市長(と山口昌宏議員)は、2012/9/10の市議会において、図書館問題についての具体的な提案を含む
    公開質問状(請願等)を出した「武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会」の代表の方を、
    実名を挙げて罵倒しています。(議場からはそれに同調している議員らしき人物の笑い声も聞こえてきます)
    罵倒している理由も、私から見る限りあまりにもひどい理由ですし、主張も支離滅裂です。
    武雄市議会は、20125月に発表された、日経グローカルの「地方議会改革度調査」で、
    佐賀県内10市のうち最下位、全国804市区のうち729位です。この罵倒劇を見れば、最低クラスの評価も納得がいきます。
    市長は専門家から問題を指摘されると「批判ばかりでなく対案を示せ」などと話をそらすための意見展開を行いますが、
    その一方で、具体的な提案を出すと言っている市民をこのように罵倒しているわけです。

    この罵倒劇の様子は、武雄市議会のUstreamで配信されています。こちらの動画47:45となります。


Video streaming by Ustream

  ●武雄市の図書館問題については、「武雄市図書館・歴史資料館を学習する市民の会」も色々な活動を行っているようです。
    武雄市民の方が何か動こうと思った場合は、同会に連絡をとってみるのもよいかもしれません
    ツイッター上で#takeolibrary#takeotoiletというハッシュタグを見て、問いかけを行ってみるのも良いでしょう。
    図書館問題について問題意識を感じたら、市民の皆様が実際に行動を起こしていただければなと思っています。

  ●樋渡啓祐市長は、
      ・自分や武雄市を煽ったり批判したりしているツイートをわざわざ検索し、それに対して煽り返したり馬鹿にしたり罵倒したりする。
      ・検索で見つけたものも含め、自分にとって都合のいいツイートには反応する。
      ・その一方で、自分宛に寄せられた意見や質問はほぼ100%無視する。
    という偏ったツイッター運用を日常的に行っておられます。
    ツイッター上には過度な暴言等もあふれかえっていますので、それらを無視するのであればまだわかるのですが、
    真剣な問いかけ等を無視して煽りを続けるという行為を行っていらっしゃる理由が私にはよくわかりません。
    市長が何に反応するかは市長の自由ですし、全ての意見に対応するわけにはいかないのはわかっているのですが、
    ツイッターがゴミ箱だの、便所の落書き未満だの、匿名はダメだのと批判なさるよりも前に、
    自分のツイッター運用姿勢を省みたほうが良いのではないかと思います。
    自分が送ったツイートがこれまでほぼ完全に無視されているという実体験からの感想です。
    ちなみに私がこれまで樋渡啓祐市長に送ったツイートは、私のTwilogのページから見ることができます。
    無茶な意見をした覚えはないのですが、判断は皆様におまかせします。

  ●武雄市が他の自治体にも広げていっている「F&B良品」の商標は、樋渡啓祐市長個人が保有しているようです。
    おそらくは計画開始時にスピーディに処理を進めるために個人で権利を取得なさっただけであり、
    市長自身が商標を個人で利用するような考えはないのだろうとは思っていますが、
    市長を信頼しているから大丈夫とかそういう問題ではなく、このままでは自治体が展開していくビジネスとしては
    不適切でリスクがある状態ですので、早急に商標権を武雄市に移しておいたほうがよいのではないかと思います。
    

謝辞

  ●武雄市の図書館問題については、ツイッター上の#takeolibraryおよび#takeotoiletタグで色々と情報が寄せられています。
    本件についても上記タグに寄せられていた情報を中心に色々参考にさせていただいたり教えていただいたりしました。
    お世話になっている皆様に感謝いたします。
    (#takeotoiletというタグは正直品がなくて個人的に嫌なのですが、こういう経緯で使われ始め、それが定着してしまっているという・・・)

■更新履歴

2012/11/07 08:00 自由記述欄を暫定的にまとめたものだけをとりあえずリリース
2012/11/09
 06:00 他の質問の回答をグラフ化したデータを追加。トップページの説明も大幅に変更。